今日から4月になりました。 新入社員も出社し、先輩達もワクワク、ソワソワしているのではないでしょうか?
そんな心とは裏腹に、仕事はなかなか結果が出なかったりして悩んでいないですか?
私のセミナーを受講した方のコメントで、1割程度の方が、
「知っている情報だった」
「当たり前の事を言っているだけだった」
というのを見ます。
実は、その通りなんです。
当たり前のことを、当たり前のように、毎日しつこくやっているだけのことなんです。
でも、多くの人が、その当たり前が続かないのです。
「もっと簡単にできる方法はないですか?」
「それをやらなくても済む方法を知っているのでは?」
と、続けて質問されます。
確かに、トヨタでは楽になる方法を毎日考えて改善しています。
ですが、やらなければならない事には手を抜きません。
徹底的にやります。
覚悟して、腹を決めてやっているのです。
ですから、続かない人達は、覚悟していないのだと思います。
アメリカの学者の研究で、以下のような調査をした人が居ます。
数学の授業で、
呑み込みの早い生徒と、呑み込みの遅い生徒が居ました。
どちらが、数学のテストで好成績を取ったでしょうか?
この話しの流れを読んだ人は、正解がわかったことでしょう。
そうです、呑み込みの遅い生徒の方が成績が良かったのです。
それはなぜか?
呑み込みの早い生徒は、理解した段階で何もしなくなったのです。
逆に、呑み込みの遅い生徒は、ノートをしっかり取って理解しようと努力し、無欠席で、休み時間も先生に質問をしに来ていたそうです。
何が言いたいのかというと、
知識、能力、才能よりも、熱意と努力の方が、はるかに重要だということです。
良く言われるのは、「トヨタは優秀な人財を確保しているから、良い成績が取れるのでしょ? 我々は、そうではないのですよ。」と、どうしようもない事を言うのです。
成績優秀な部下が居て、超優秀な上司が居るから、良い成績が出るという公式なのです。
全部、他力本願です。
そんな公式はトヨタにはありません。
とにかく毎日考えに考えていますし、必要だと思ったことは、しつこく毎日徹底的にやっています。
あきらめない、やりぬく力があるのです。
多くの人が、既にあきらめて、やらなくても済む方法をネットで検索しているのです。
そして、セミナーを受講すれば、あっという間に頂上に登れると思っているのです。
今までダメになっていった企業の多くは、能力の高い人財を優遇し、能力の低い人財を切り捨てていた傾向があります。
その結果、ナルシストが増え、短期で結果を出すことに懸命になり、長期的な学習や成長を妨げる文化ができあがったのです。
そして、多少の不正をしてでも結果を出した者が認められるようになり、正直者がバカを見る職場環境が形成されたのです。
「一流の人は、当たり前のことばかりやっている」
「凡事徹底」
ローマは1日にしてならずです。
やり抜く力とは、あきらめずに継続する力です。
何十年も継続させるには、哲学がなければ駄目です。
人間は、弱い生き物です。
すぐサボろうとします。
ちょっと忙しくなると、「忙しい間は、やらなくてもいいよね」と、自分に言い訳をします。
それを打ち消すには、強い信念となる哲学が必要なのです。
魔法のようなセミナーはありません。
私のセミナーでは、常にこれを言っているのです。
だから、セミナー後に「当たり前の事を言っているだけだった」という感想は、正解なのです。
これを理解しない人は、またネットで新しい魔法のようなセミナーを探し続けることでしょう。

