“知恵のある者こそが真に強き者” サンスクリットの格言です。

知恵とは何か?

知恵とは、単なる知識の集積ではない。

深い洞察力、明晰な判断力、そして状況を正しく見抜く力です。

この知恵こそが、人生のあらゆる局面において、私達を導く真の力となります。

知識とは異なるということです。

 

普段の生活の場において、自分の置かれている状況を客観的にとらえて、「どうすれば問題を解決し、前に進むことが出来るか」を考える力です。

そして、他者と協力しながら道徳的な願望を実現していくことです。

 

知恵のある人は、論理的思考が出来る人です。

知恵の多い人は、繰り返し困難な状況にさらされ、考え抜いた人です。

数多くの事案を、論理的に考えたということです。

(知恵の菩薩 文殊菩薩)

会社でも知恵がつきます。

職場では、様々な賛否両論が出ます。 それらを調整し、合意に持って行くのは至難の技です。

そういう時に論理的に考え、良い方向へ導こうとすることで、知恵がつきます。

そして、一人で考えるよりもメンターが居る方が身に付くことが分かっています。

メンターや仲間達から学ぶ姿勢が大切なのです。

箱の中に閉じこもっていては、知恵は身に付きません。

どんどん同僚とコミュニケーションを取った方が身に付きやすいのです。

 

同僚だけでなく、年長者と若者といった、年齢を超えたコミュニケーションも重要です。

若者は、自発的で素早く多くのアイデアを出しますが、それを取捨選択して1つにまとめあげるのは得意ではありません。

若者が何か見落としたり、悪い思い込みがあったりした場合は、年長者の意見がプラスに働きます。

 

知恵のある人は「真実の逆も、また真実であり得る」という考えを持っています。

多様な考えを受け入れる柔軟な考えがあるのです。

知恵のある人は、議論はしますが喧嘩はしません。

 

知識が豊富にある人でも、最適解が出せるとは限りません。

知識を使って人の考えを否定するばかりでは、何の意味もありません。

知恵のある人は、良いアイデアを出します。

知恵は、使わないと意味がありません。

 

様々な憶測やデマが多い世の中では、情報を整理して「何が真実か」を見極める知恵が必要です。

本質を見極める力が必要ということです。

そしてまた、それは慈悲の心をもって考え、人々の役に立つような道徳的な結論であるべきです。

得た知識を使って悪いことを考えるようでは、それは悪知恵です。

 

人間の対立の多い世の中になってきました。

慈悲心を持って、本質を見極める行動が必要だと思います。

数をこなすことで、知恵は身に付きます。

今日からでも、行動してみましょう。