ずいぶん昔のことですが、私は1993年から6年近くアメリカのオフィスで仕事をしていた経験があります。
私はエンジニアなので、現地現物で出張も多かったのですが、大半はオフィスで過ごしていました。
そこでの仕事環境がすばらしく、今でも忘れられません。
アメリカのオフィスは、2m四方の区切られたボックスのような所が1人のスペースとして与えれらていました。
映画でも見られる環境です。
ボスは、ガラス張りの別室があり、さらに大きなスペースに居ました。
日本の事務所の風景とは、全く異なる環境です。
デスクは広く、PCの操作領域と資料を広げて仕事をする領域があり、十分過ぎる広さです。
脇には客人用の椅子が置いてあり、同僚達が時々来て話しをします。
私は、その2m四方のボックスで、いつもラジオを聴きながら仕事をしていました。
ラジオと言っても、スムースジャズ専門チャンネルで、歌詞の無いMUSICを極小音量で自分だけに聴こえるようにしていました。
先日、16タイプ性格診断というのをやってみたら、私は提唱者(INFJ-A)とのことでした。
解説を見ると、“常に音楽を聴いていないといけないタイプ”というのがありました。
「確かに」と納得してしまいました。
この診断をやったことによって、アメリカでの仕事環境のことを思い出し、このブログを書くキッカケになったのです。
それから色々と思い出しました。
全員が、フランクリンコビーのシステム手帳を持っていました。
そして、使い方の教育を受けていました。
時間管理の教育です。
アメリカの仕事の環境と日本の環境の違いを比較してみました。
(アメリカ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・仕事は結果重視(部下を見張らない→見えていなくてもいい)
・会議は少なめ 電話で済ませることが多い
・電話は、要件のみ(数秒で済んだりもする)
・メールも、要件のみ(聞きたいことだけ)
・会議時間は短い 決めたいことに集中している
・オフィスが良い匂いがしている
・根回しは必要無い
・必要事項のメモを取り、議事録がすぐ発行される
・人間関係がドライ
(日本)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・上司が常に部下の行動を監視したがる(監視職)
・会議が多い なんでも会議
・電話が長い 寂しいのか?
・メールが長い 作家か?
・会議時間が長い 開始時間は守るが、終了時間を守らない
・オフィスが埃くさい
・根回しが重要
・メモが落書き程度 議事録発行に数日かかる
・人間関係がドロドロ
日本の悪い所ばかり書いているようですが、実際に雲泥の差があります。(私見ですが)
日本に足りない点について挙げてみます。
・環境学・・・・アウトプットは環境で差が出るという認識
広さ、匂い、リラックスアイテム
・ファシリテーション知識・・・・会議開催理由(背景説明)、目的・落としどころ
脱線時に元に戻す必要性など
・方針、日常管理の基本・・・・どういう結果を望んでいるのか? すべき事が終っているのか?
計画と実績の差を、全員で補完していく意識
・時間管理学、タスク遂行学
アメリカでは、上記の事柄は就業前に習っています。
中には、小学1年生からプレゼンのやり方、人の意見の聴き方などを習います。
日本では軽視している学問だと思います。(例外はありますが)
勿論、日本にも良いところはあります。
ただ、人間関係に悩んでいる人が多いというのが、私の個人の感想です。
やり方をしっかり教え、もっとドライに仕事に取り組んでも良いのではないでしょうか?
我慢、我慢と言う人が多いのですが、上に立つ人はもっと、100%の力が発揮できるように環境を整えることが必要ではないでしょうか?
