最近また、ハマってる作家さんがおりまして。

角田光代さん。

友達に奨められて読んだのがきっかけだったんですが、女の子の心理描写が巧みで、本当に共感できるんです。


特に好きなのが、「愛がなんだ」と、「あしたはうんと遠くへいこう」という小説。

「愛がなんだ」は、片思いの男の子に振り回される女の子の話。

この女の子は殊更恋愛に関しては猪突猛進で、彼のために仕事は辞めてしまうし、彼に誘われたいがために、晩ゴハンも食べないで彼のマンションの周りをうろついてみたりするし…他にも痛々しいエピソードが盛りだくさん(笑)

とにかく彼のことが大好きで、彼に執着してしまってるんです。

たぶん、彼とどうなりたいのかも本当は分からないのでしょう。

一緒にいられるなら、少しでも彼が自分に構ってくれるなら…っていう。

私は、こんな子いるよね~と思いながら読んでしまいましたが(笑)


もう一冊の「あしたはうんと~」は、一人の女性が色々な男性と恋愛をするのを一冊にまとめた連作小説。

この中に、大学生の女の子が同じ大学の男の子と同棲をする話があるのですが、この話が特にヤバかった。

同棲相手の彼はバンドをやっていて、2人が住んでるアパートにバンド仲間を呼んでよくミーティングをするんです。

彼女のほうはバンドをやってないし、彼らが話す内容なんてわからなくて、彼も彼女そっちのけで音楽の話をずっとしてて、彼女はすごく寂しい思いをしてるんです。

その心理描写に、わかる!!と思わず唸ってしまいました。

寂しいって気持ちを彼に訴えるんだけど全然伝わらない。

「それって家でミーティングするなってこと?」

「そんなこと言ってないじゃん!!」

この繰り返しなんですよ。

男と女の考え方の相違ですね。

構ってやれんでごめんな、って一言おまえが言えばええんや~!!と私はこの彼に言ってやりたかった(笑)


こんなに人の心を掴める、共感できる文章が書けるようになりたいと思いました。

そんなわけで今私も小説書きに奮闘しております。

今執筆してる小説があるのですが…亜耶ちゃん(このブログ見てるかな?)、リアルに女性の心を描いてみようと、お姉さん頑張ってるよ(笑)