悲しみジョニ~と分かち合った、喫茶店のナポリタン。
その味は格別であった。
もうかれこれ8年位前になるであろうか、僕は古くからの友人であるジョニーと映画を観に行く事になったのだ。
映画のタイトルは、たしか「トンボ帰りの貴公子、シジミを拾う(夏・特別編)」
共通の好きな俳優が出演していて、かねてから観に行こうと話をしていたのだ。
2人して意気揚々と映画館に向かい、さぁチケットを買おう!とした時、ふとジョニーが言ったのである。
革命だ…………
革命が起きる!
もうすぐ革命が起こる。
表情を強ばらせ、急に声を荒げたのだ。
いつもの発作か…
そう思い、静かにジョニーに近づき介抱しようとしたら、走り始めたのである。
いきなりのダッシュだ。
今歩いて来た道を戻ってゆくように。
これでもかとゆうくらい両手を振り、元来た道を走り抜ける。
ジョニーはどうしたんだ…
いったい何が革命なのか?
その言葉が意味するのは何なのか全く理解出来ないまま、俺も走りだした。
次回へ続く。