2日目~予算決算常任委員会 | 地方政治の未来を創る 秦野市議会議員  古木勝久

2日目~予算決算常任委員会

総務分科会


こんばんは 会議室からは、山並みが迫って見えました。久々の大きな雲です。


分科会は政策部、総務部、くらし安心部、文化スポーツ部、消防本部、会計課、監査事務局、選挙管理委員会を対象に、7名の委員によって審査が行われました。

 

私は兼務員として持ち時間10分以内で、文化会館の維持管理費について質問をしました。

 

視点、論点?

本市の場合、文化会館は公民館、博物館、図書館のように「教育行政の点検・評価」から、初歩的なPDCAが見えません。

 

文化会館が教育委員会から外れてから、おおよそ15年になります。

 

何故か、文化行政はつかみどころがありません。本来、文化会館は文化庁が所管する劇場法や文化芸術基本法に依拠しているんでしょうが、それもハッキリしていません。

 

国の文化行政を所管しているのは文字通り文部科学省であり文化庁です。なのに本市の文化行政は教育委員会にありません。ここに問題や課題があるように思います。まるで、雲をつかむような話ですが。

 

地方自治体は一般的に、滅多に(?)国に抗(あらが)ったり、対峙したりしません。常に寄り添ってきました。悪く言えば「言いなり」の地方自治体が多いと言われています。

 

一方、文化行政のど真ん中には、文部科学省の外局である文化庁がありますが、地方の文化行政という観点で見ると、法令的にも組織的にも、あまり繋がっているようには思えません。

 

この定例会では、議案第55号で、「文化会館の指定管理者の指定について」が上程されているだけに、気になるところです。

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明日は、文教福祉分科会の審査です。私は兼務員として、社会教育費の生涯学習課の所管である「はだの歴史博物館」の管理運営、勤務体制について、質問を予定しています。