朝。
友人宅で窓の外の景色を眺めながら俺は叫んだ。
「希望の朝です!!」
<10月16日(火)>
今日は2限から。
なので俺は朝飯のワンタンスープを食し(この後腹が痛くなる)、風呂を借り、今日はバイトがあるのでスーツに着替える。
それにしても他に一緒に泊まっていた友人+家主はやけにのんびりだ。
・・・・・・・・・・・。
今日学校あるの俺だけかよ・・・!!!ヘ(゚∀゚*)ノ
どうやら友人の一人が2限に文学があるらしいが彼曰く「あの授業は出る必要がない」だそうだ。
ヘ(゚∀゚*)ノ
そして学校へ。
「いってらっしゃ~」と言う友人の顔がとても嬉しそうに輝いていた。
案の定学校へ向かう電車は空いており座ることが出来た。
そして無事に遅刻せず2限に到着。
2限はエネルギー論。
今日は海洋エネルギーと少しだけ風力発電。
海洋エネルギーに関してはまだまだ実用化が難しいのに加え、メンテナンスにたいへんな手間がかかるため普及が進んでいないそうだ。
フランスのランス潮汐発電所は一度行ってみたいなぁ。
そしてその後は図書館で少し環境科学の勉強をしてバイトへ。
今日は外で仕事だった。
しかし仕事がうまく進まない。
そして暇。
そんな時俺の背後あたりから奇妙な音が。
「ブ~ブ~」
!!??
即座に後ろを振り向くと、後ろに、というか俺の右腕のスーツ(二の腕の辺り)にハエが止まっていた。
しかも2匹。しかも交尾している・・・・!!!
ヘ(゚∀゚*)ノ
俺の豆腐メンタルは崩壊した。
そして崩れ行くメンタルの中、俺は右腕に交尾中のハエをくっつけたまま仕事するわけにも行かず、私はハエを吹き飛ばした。
罪悪感はあった。
とてもいびつな罪悪感だが。
たしか昔「バグズ〇イフ」という映画で「ハエの寿命は一日」的な発言をしているハエがいた。
その情報が確かかどうかハエの研究でもしているわけではない男子大学生の俺には定かではないが仮にハエの寿命が一日だとしよう。
だとしたら俺のブレスによって交尾が失敗したことによりそのハエが子孫を残すことが出来ずに自身のハエ生を終えたとしたら・・・?
俺の一吹きのせいで彼は子孫を残せず、彼の血統は途絶え、何も残すことなくこの世を去った。
だとしたら俺は・・・・
俺は!!!!!
俺の崩壊した豆腐は干乾び、粉末状になり、少し冷たい秋空へと舞っていった。
あの時見たハエの名前なんて言うんだろう。
ヘ(゚∀゚*)ノ