「場所」を変えるということに対するeffect(効果)というのは、どこまであるのだろうか?とも、思うのだけれども、ずっと自宅に引きこもって、自宅で作業していると、「クサクサしてくる」という人も、中にはいるだろう...ということを、想定すると、たしかに、「場所」を変えることによるeffect(効果)というのも、あることはあるだろうとは思う。

 ただ、実際問題、「旅行」や「日帰り旅行」などに、頻繁に(頻度高く)行くというのは、あまり現実的ではないことから、同じ「勉強」をするのでも、「今日はスターバックスに行ってくる」や、「今日は図書館にしてみよう!」など、「勉強場所」自体を変えることで、全く同じ内容の勉強内容であったとしても、その勉強をしているときの「気分」が変わるということが、それなりに想定されてくるとは思う。このことは、よく、大学受験生が勉強場所を「放課後の学校の教室」にしてみたり、「予備校の自習室」にしてみたり、「図書館」にしてみたりすることで、それなりに発揮されてくる「集中力」というのが、変わってくるということからも、それなりにeffectがあるplanning(計画)だと言うことができるだろう。

 そして、もちろん、「場所」を変えてみるということも、それなりに一見の価値(効果)があるというのも、それはそうなのだけれども、それを「行う時間」を変えてみるというのも、一興だと思う。たとえば、普段、夜の時間帯にテレビドラマを観る習慣があるのであれば、そのテレビドラマを録画しておいて、休日の日中に観てみるといったことをしてみる。たったこれだけのことだけれども、「時」が変わるだけで、「気分」が変わってくるはずで、同じテレビドラマの「内容」を観ていても、それなりに「頭への入ってくる感じ」というのが、よりエキサイティングだったり、より穏やかだったり、より気持ちが安定した「気持ち」で観ることができたりと、何よりも「気分」が変わってくるというのが、最大の効果だと思う。このことは、僕も20代や30代前半にかけてしていた「カラオケ」の「オールナイト」を考えてもらえれば、容易に想像がつくかと思う。

 「歌を歌っている」ことそれ自体は、変わらないのだけれども、その時間帯が「夜」というだけで、どこか「特別感」であったり、「非日常感」であったりというのを味わうことができるはずだ。もちろん、「お酒」の力を借りているから、そういう「気分」が出てくるんだよ!という意見も出てきそうだが、僕個人の意見としては、ただ単純に「お酒」の力を借りているからという理由だけでは説明がどうしてもつかないような気がしてならない。

 このように「場所」・「時間(時)」を少し工夫してみるだけで、お手軽に、「気分」に対して影響を及ぼすことができるからおすすめだ。