「頭」が疲れている時に、一番、大変に感じてしまうactivity(活動)とはなんだろうか?昔は、それは「書く(ライティング)」ということが、なんだかんだ言っても、一番、エネルギーを使うんじゃないの?と、思っていたのだけれども、どうも、本当に、頭が疲れている時に、一番、「辛いなあ。大変だなあ。」と感じてしまいやすいactivityというのは、あくまでも、「読む(リーディング)」という活動なんだなあ...と、最近、つくづく、感じさせられたりする部分がある。もちろん、普段の日常生活から、この「読む」に慣れている人の場合、そのcapability(許容量)が、当然のことながら、大きくなっているはずだから、(スポーツで例えると、普段から、筋トレをしている人が、重い物を運んだりするのを苦にしない感覚と、どこか似ているかもしれない)ある程度、「頭」が疲れている場合においても、一般的な水準の人よりかは、「読む」のを苦にしないsense(感覚)があることだろう。このことも、普段の日常生活から、「話すことに慣れている」人に例えると、わかりやすいかもしれない。普段の日常生活でもそうだし、仕事においても、この「話す」ということを、職業にしている人たちというのは、ほぼほぼ、「口が重たくなる」ようなsense(感覚)というものがないはずだ。一時期、友人が、公認会計士試験勉強に専念していたが、やっぱり、それだけ「話さない」と、コミュニケーション能力が落ちるという側面もそうなのだけれども、それよりなにより、「口が重たくなる」ような感覚を感じてしまうことだろう。(僕も、大学生の時に、このちょっと「口が重たくなる」ような体験・経験をしたから言えるのだけれども、これはこれで、「話す」ということを、普段の時以上に、「エネルギー」を放って話す必要性が出てきたりしてしまう。)

 ただし、この同じ「読む(リーディング)」一つとっても、普段から、自分が読み慣れているジャンルのサイトであったりすると、その「読む」ということの行為の難易度は、ガクッと落ちるみたいで、僕は、昔から、転職活動をしている・していないに関わらず、「転職サイト」を、読み流すのが、一つの趣味みたいになっていたのだけれども、この「転職サイトを閲覧する」という行為については、仮に、本や他のサイトを読むのが、辛かったとしても、比較的、そんなにエネルギーを使うことなく、楽に、読み流すことができるみたいで、昔は、疲れている時は、とりあえず、転職サイトを流し見ておけば間違いない...ぐらいのレベル感で見ていた時期があった。ここで、「昔は」と表現したのは、今現在においては、この「転職サイトの流し見」が、そこまで、昔ほどのinterest(興味)を持って、見ることができなくなっていることによる。

 これ(興味が昔ほど湧いてこない)というのは、僕自身が、かなりの転職を繰り返して来てしまっていて、そのたびに、いろんな転職サイトを使って、たくさんの求人を見続けてきたからというのにも、起因(depend on)するのかもしれないが、それ以上に、自分自身のコンディション面のことを考えると、そんなに、「自分が本当にワクワクしそうな」ポジションにエントリーすること自体が、あまり現実的ではない...と、これまでの僕の職業人生を振り返って、素直に、そう思ってしまっているという側面のほうが、むしろ、強いと言えるのかもしれない。だから、昔みたいに、新しい仕事(ポジション)への「ワクワク感」が、なかなか得られにくいのだろう...と、自分では、そのように分析している。

 ここまで、いろいろと書いてきたけれども、やっぱり、今現在の僕にとっては、「読む」よりも「書く」ほうが、頭が疲れる感じがしなくて、どこか心地よい感覚(comfortable sense)すらある気がする。

 また、単純にオーディオブックなどを、「聴き流す」のも、労力的には、そんなに大したことないと思っていて、もちろん、最初の半年~一年目こそ、このオーディオブックを「聴き流す」のも、どこか「大変」な感じがあったんだけど、二年以降に限って言えば、この「オーディオブックの聴き流し」というのが、比較的、楽にできている印象があって、やっぱり、「慣れ」もあるんだなあ...と、思ったりもする。