
みなさん こんにちわ。。
ここまでの人生、紆余曲折でしたが、成り行きで食に関わる仕事にずーっと携わってます。
海外での長期休暇から帰ってきた20代は、渋谷にあるオラオラ系の水産物専門の輸入商社にいました。
私の担当は主にノルウェー、中国、東南アジアで、サバやアジといった大衆魚から
舌平目やキス、マナガツオ、アンコウ、白甘鯛、バサ・・・etcといった
よくわからない雑魚まで幅広く扱いました。
別に魚が好きだったわけではなく(むしろ全く興味がありませんでした・・)、
本当に成り行きで入った会社でした(海外にたくさん行けて、おまけに給料が良いと言われたので・・)。
いろんな国のいろんな魚市場(だいたい臭くて汚い・・)や水産加工場に行って、
夜はいろんなお店に連れて行ってもらって、いろんなものをごちそうになりました。
オラオラ系だったので、
①海外で安く仕入れる>②在庫する>③コツコツなるべく高く売る
(普通の会社は売り先も決まっていない何億円もの在庫なんてしません・・)
少なからず不良在庫との戦いもありました・・。
流通的には、
①商社>②大卸>③卸>④レストラン・スーパーなど>⑤消費者
といった流れでしょうか・・
私は①のポジションでしたので、基本的に売りは②の大卸との取引に集中していました。
商品先物取引という言葉がありますが、私がやっていたことも同じようなことです。
それなりにうまくいっていたし、相当な利益も稼いでいたのですが、
問題も感じていました。
それは、商社や大卸といった流通の川上での取引は実際に消費者が消費した分を
取引しているわけではなく、あくまで”思惑”で予想して取引しているということです。
どういうことかというと、たとえ私が②の大卸に大量の商品を買ってもらって
莫大な利益が出たとしても、最終的に相手の思惑が外れて商品が不良在庫化し、
莫大な損失を計上しているかも知れないということです。
一時的に自分が良くても、結果的に継続的で安定的な取引は続かないということです。
「消費者のニーズを汲み上げて、確実に消費される分を受注製造して販売する」
ことができる通販業界で、今は末端消費者にかなり近いポジションで、
企画開発から現場でのフードコーディネート、販売後のアフターケアまでの
トータルプロデュースを行っています。
冒頭の写真はテレビ通販やカタログ通販向けに開発中の商品です。
「国産野菜ごろごろパスタ(仮)」と命名してます。
(写真はペペロンチーノ。他に黒毛和牛ミートソースとトマトソースパスタ)
ポイントは、
①野菜は全て国産で、野菜をおいしく食べられる。
②厚生労働省が定める一日に必要な野菜の1/2~1/3が一食でとれる。
③電子レンジOK(写真は4分ほどレンチンした状態)。
④野菜にこだわっている有名シェフとコラボ。
⑤一食500円台。
通販業界も商品が似たり寄ったりでかなり飽和してきていて、
数年前と比べてもかなり商売が難しくなってきていると思います。
特に通販は試食することができないので、映像や文字情報だけをみて、
消費者も買う買わないを判断します。
そこで差がつくのが「物語」というワードです。
簡単にいうと上記のポイント①~⑤を順序立てて面白く構成し直したものです。
少し長くなったので、この「物語」というワードについて明日掘り下げてみようと思います。