この地へやってくるまで、イスラム教のことをあまり詳しく知らなかった私。
聖地がメッカだとか、1日に何度も礼拝をする・・・だとか。お恥ずかしながら、予備知識はその程度。


私はムスリムではないけれど、イスラム教徒達に囲まれて暮らすようになると、自ずとイスラム教的な生活になってくるし、理解も深まってきた。とはいっても、私の周りはスンナばかりなので、シーアのことは今でもよくわからないけど。

まず、ここで生活をするようになってアルコールを摂る機会が格段に減った。そして豚肉も。それはここではハラーム=イスラム教的に禁止されていることだから。

最初の頃は日本へ帰国する度に「お酒飲みたい!!」だとか、「豚肉食べたい!!」と躍起になっていたところがあったのだけど、それは気持ちの問題だったのだと今振り返って思う。良く考えてみると、何でも揃う日本に暮らしていた頃もアルコールだって豚肉だって、毎日摂っていたわけでは無かったので。単純に禁止されることに対する反発心だったのかもしれない。とは言っても、今でもお酒も豚肉も気が向けばいただきますよ~(笑)

そして、日に5回モスクから聞こえるアザーン=礼拝の呼びかけは、私の中で神を意識させる大切な調べとなりました。とかく自己中心的になりがちだけど、アザーンを聞くと自然と心が立ち返るので不思議です。


自分の意志で選んだわけではないこの国で、何故何年間も暮らすことになったのだろうか??とずっと考えていたのだけど、ここに答えがあるのかなと思っています。