妹の留学を足掛かりに、ようやく初海外を果たした私。
初めて見る日本とはまるで違う世界に驚きの連続でした。

当時の私は短大を卒業して地元で就職、一般的な事務員をしていました。
挑戦してみたい仕事はあったものの、当時は就職氷河期の真っただ中・・・就職できただけでも有難いというような風潮でした。

でも、妹の留学先を訪ねたことによって海外にまた行きたいという思いが募っていったのです。
元々就きたい職業があったのですが、新卒の時は何社受けても落ち続け、、、諦めかけていました。

そんな矢先に母が新聞の求人広告を持ち出してきました。
有期の契約社員でしたが、私が希望していた会社の求人。
一枠の追加募集。

父親は私が仕事関連で見合いして結婚すればよい位に考えていたようでした。
なんだか人生ゲームの上がりが見合い結婚。。。そんな感覚、

実際の私は短大時代からお付き合いをしていた彼がいて、
そのうち彼と結婚するのかな・・・という流れでもありました。

ただ、父親のいう見合い結婚にも、当時付き合っていた彼との結婚にも、心が納得していないことにも気付いていました。彼のことは大好きだったんですけどね。
でも、このまま進めば「世界を見てみたい」という私の夢が閉ざされてしまうような気がして。。


私がこの一枠に滑り込めるのか・・・・
不安も多分にあったのだけれど、その求人に思い切って応募してみることにしました。
面接日当日には20人近い応募者が集まっており、ますます弱気になったのですが・・・
見事ずっと希望していた仕事を掴むことができたのです。

採用の知らせを聞いた時、ようやく自分の人生のスタートに立ったような気がしました。

初めての海外旅行から数か月後。
丸三年務めた会社を退職し、念願だった業界へ転職を果たしました。