仁さんのfacebookの投稿を見て

そのリンク先の記事を読んで

 

 

『拝啓 伊藤詩織様』←クーリエさんの元記事はこちら

 

 

読んだ直後、私は

わ………と言葉を失ってしまいました。

 

 

私は、

わたしが16歳の時に起こった経験は

その後、繰り返された同様の経験は

 


自分のそれらの経験は自分の過ちであって

他の人達とは違うんだと本気で思ってきたけど


この記事や#MeTooの他の記事を読んで

あぁ、そうゆうことだったんだと

なぜ私がそう思ってしまったのか

やっとやっと分かった気がした


 

 

30年近く時間が経って初めて

わたしもかつて性暴力の被害者だったんだと

言ってもいいんだと許されたような気がしました。

 

 

私も他の人達と同様に

自分が悪いと思っていたし

家族にも誰にも知られてはいけないと思っていました

 

 

知られたら生きていけないって本気で思ってた

 

 

当時の私のこどもの世代の風潮ですら

男性側は非難されることがなく

女性側の落ち度を指摘されていたから

 

 

さらに私が自分の過ちだと思ってしまったのは

親の対応も影響したと思います。


最初の経験をしたその日の夜に

無断外泊をしたことを咎められて

父親から執拗な暴力を受けた

唯一かばってくれるはずの母親からも

自分のしたことを謝罪しなさいと繰り返し言われ

父親の怒りがおさまるまで

何十回も繰り返し謝り続けたからかもしれない

 

 

私が悪かったです

 もう2度としません。

 許してください。

 本当にごめんなさい。」

 


今、振り返ると

誰も私の異変に気付くこともなく

心配することもなく

有無を言わさず殴る蹴るだった

 

 

許してもらえるまで何十回も謝り続けるうちに

やっぱり全て自分が悪いんだという風にしか

考えられなくなっていた

 

 

 

「どうしたの?何かあったの?」

せめて一言聞いてほしかった。

何も言えなかったかもしれないけれど…

 

 

その後、同じような経験をしてしまったのは

相手が知り合いだったからだ

 

 

さらに言えば、やはり怖くて抵抗できない

男の人の怖さは父の暴力で

子供の頃から身に染みて知っている

 

 

 

バイト先の上司

元彼氏

バイト先の客

 

 

相手も違えば、状況も全然違う。

まさか同じような経験をするなんて

思ってもなかった

 

 

なんで、私はこんな目にあうんだろう…

他の人だったら、こうはならなかったのかな

あぁ、そうかやっぱり私が悪いんだ

 

 

だから、相手が悪いなんて考えたこともなかった

 

 

メディアで流れる同じような経験をした人を

横目でみては他人事だった

あの人たちは悪くないんだろうな…


 

私は何回も同じようなこと繰り返して

相当バカなやつだと自分のことを思っていた

最低の人間だと思っていたから

 

 

他の人たちは被害者で可哀想な人で

周りの人からかばってもらえてる

私とは違うんだと

「あなたたちはいいよね」って

どっか妬ましかった

 

 



 

「私も」って言ってもいいんだ

 

 

今回#MeTooを知る機会があって

私と同じような思いをしてる人がいること

こんなにたくさんいたんだって知れて良かった

 

 

#MeTooと言うのは勇気がいると思う

自分だけでなく周りにも影響があるかもしれない

常識を当てはめようとする人に

さらに傷つけられるかもしれない


でも


何年も前から勇気を出してくれた人達がいたんだ

その人達の勇気に心から感謝したい


おかげで私は救われている

 

 

私はこの運動があるっていうことを知れたおかげで

自分も一緒だったんだということを知れた 

 

それだけでも、今までとは全然違う

 

 

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