突然ですが、私のサロンの柱は代替医療です。そして今チャレンジしたいことは「緩和ケア」

ただ調べても調べてもどう踏み込んでいったらいいかわからない

もともと美容業界にいた私ですが、代替医療に興味を持ったのは祖父と祖母の死でした。
同居していた祖父は昔から
風邪をひいたらにんにくをすったものと小麦粉を練って足裏に湿布したり、
火傷をしたらアロエをはり付けたり、
もちのきの葉っぱで湿布をしたりして
山や庭から採ってきた産物で、家族や幼い私のからだを自然療法で治してくれていました。
思い返せばそうやって育った私が代替医療に興味を持たないわけがないなと思いますが…

そんな祖父は大の病院嫌いでした。今思えば自然治癒力を何より信じていたのかもしれません。
自分の不調もアロエを乾燥させて煎じた粉末を飲んで解消させていました。
私は、いくつになっても毎日畑仕事をこなしたりなんでもできる祖父は絶対に100歳まで生きる確信がありました。
私が22歳になったばかりの夏の電話がなるまで…
タイミング良くバイトの休憩中に父からの連絡。電話の向こうでは初めて聞く父の涙声が「おじいちゃんが亡くなった。帰ってこれるか?」
頭が真っ白になった。
何で?この前帰省した時は元気だったじゃん。
急いで横浜から静岡に帰りましたが、目を赤らめた家族や親族に囲まれて眠る祖父を見てもなおまだ信じられない気持ちでした。
私にたくさんの自然療法を施してくれた祖父。
そしてどれも見事にからだに傷もつけずに治してくれました。
そして市内に住んでいた祖母もまた、大の病院嫌いでした。
ある日足がやけに張っていたので聞いてみると、階段から落ちたと。
でも会いに行く度、その腫れというかむくみはひどくなっていきました。
家族がどんなに病院に行くことを勧めても頑なに断り続けました。
むくみは足だけでなく顔にも顕著にあらわれていました。
そして長い期間をかけた説得の末、
火曜日に病院に行こうと決心した月曜の朝、
祖母が目覚めることはありませんでした。
私にもっとできることがあったのではないか。
もっと触れ合って説得したら気持ちが通じて病院にも行ってくれたのではないか。
治療が嫌ならせめて、せめて少しでも楽にしてあげらることができなかったのか。
自分が助けられたかもなんて傲慢な考え方かもしれないけど、もっと方法はあったと思えて仕方がありませんでした。
病気になったら病院で治療してもらうのが一番です。
ただ、
未病をケアすることの重要さ、症状を緩和する方法はひとつじゃないことを知ってもらいたいなと思っています。私も勉強中ですが…
薬ではなく、タッチングの方が遥かに効果がある場合もあると思うのです。
赤ちゃんはミルクを飲んでいても触れ合いがないと死んでしまうそうです。
皆昔は赤ちゃんだったのだから、原点にかえれば一番大切なものは変わらないのではないでしょうか。
だから緩和ケアとしての(入り口がリラクゼーションでもいいと思ってますが)アロマやリフレを病院や介護施設で行うことが今の目標です

長くなった上に着地点を見失った記事ですが

最後まで読んでくれてありがとうございます。