その内、1人でいるのが怖くなった。


1度、実家に帰ろう…


そう思い、次の日実家に帰った。

後から実家の最寄り駅に迎えに来てくれた祖父は私の顔を見て「これはただ事では無い」と感じたそうだ。


3日ほど実家に滞在した。その時はほんの少しだけご飯が食べられ、眠る事も出来た。


これなら大学にまた通えるかもしれない。実験の事も気になるし、帰ろう!


そしてまた大学のある県に戻ることにした。


ところが、行きの新幹線の中から涙が止まらなくなった…


マンションに着いて、夜になると更に不安定になり、涙が止まらない。

明日、大学に行けない…怖い…


すぐに母に電話し、

「ごめん…無理。大学怖い。1人も怖い。明日そっちに帰る」

と伝えた。


母は

「帰っておいで」

と受け入れてくれた。


翌日、始発の新幹線で実家に帰った。