昔、保育園の発表会で子供たちが
「てぶくろ」
と言う演目を演じました
雪深い森の中で、
おじいさんが手袋を落としました。
それを見つけた
好奇心旺盛な動物たちが
次々と手袋の中に入り温まると言う
可愛い物語です
ウサギさん、
ネズミさん、
くまさんなど・・・
「入〜れ〜て〜!」
と飛び跳ねながら
次々と手ぶくろの中に入って
ぬくぬくして
さて、
この中で主役って誰なんだろう?
と思ったんです。
動物たち?
じゃあどの動物?
おじいさん?
まさか!
手袋?
物だしな・・・
主役の定義って何でしょうね?
主要人物って誰が決めるんでしょう?
先日の体験ライフコーチング でも
「人生の主役」についての質問を
してくださった方がいらっしゃいます
もしかすると、
主役ってキラキラしてたりとか、
幸せな華がある人がなる目立つ立場って
イメージかもしれませんが・・・
私のご提供するライフコーチング では
あなたの人生の主役はあなた
と言う立ち位置からブレません。
そして、
あなただから持っている人生の青写真は
誰かと優劣を比べる事はできません
当然といえば、当然なのですが
この「主役」と言う言葉が
どうもしっくりこない方も
いらっしゃいますよね
手ぶくろのお話で言うと、
くまさん役の子供にとっては、
自分がくまさんになった事で
ドキドキしながらも
大きな手ぶくろに入った景色が見えて
それが人生の物語の1ページとなり
おじいさん役の先生にとっては、
一生懸命に演じる子供たちを前に
1年間の接してきたからこそ
この子たちの成長を感じる
先生なりの1ページであったり
親である私たちから見ると
我が子が演じる動物の姿を眺めながら
子育て3年生の親なりに
感動的な今を感じている。
つまり、
全員がそれぞれの人生の主役として
1つの出来事の中に集合している。
そう捉えていきます
心理学の三代巨頭の1人である
アルフレッド・アドラーも
「人間は自分の運命の主人公である」
と言っています。
誰かの悩みを自分の事のように背負ったり
誰かの顔色を伺って生きたりするのではなく
自分の人生をより主体的に生きていく。
それによって、
人生は創造されると思うんです。
あなたの劇場では、
自分が主役でその他大勢が脇役
毒親
DV夫
パワハラ上司
などなど
かなりの悪役もいますね。
そこに大きな役割もあるのですが・・・
(悪役が最後はまで悪役とはかぎらず、名脇役もいます)
photo by miyomiyochan
そして、今を生きる事は
車の運転と似ているなと思います
自分がハンドルを握る事で
目的地までたどり着く。
この意識が必要になります。
自分が運転しないと進めない。
でも、
助手席にいる人によって
かなりの影響も大きな受けますね
両親や配偶者、友人や先生・・・
様々な人が乗り降りする車。
時には同乗者の言葉で
運転ミスをすることもあれば、
正しい道へ導いてくれる
ナビとなってくれる人もいたりして
でも、結局は
自分は自分のハンドルを握り、
誰に影響されようとも
ご自身の目的地を決めるのはあなただけ。
自分が上手く運転ができるような成長を遂げると、
あなたは自分が行きたい場所に向かい
人生をコントロールできるんです
それが私がライフコーチングで使う
「主役」
と言う言葉の意味です。
目先の問題解決に関しても
この意識によって
相手との関係性に変化を起こします
あなたは、
今、どんな場所に向かって
運転していますか?
誰のためでもなく、
自分のためにその目的地を決めて
助手席に乗せる人との
関わり方を意識して
走り続けて欲しいと思っています。