【自分史・中学生】男性恐怖症になる | 40代ママ、心理学で人生変えました。

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心理学を活かして夫婦関係や親子関係を整え「自分らしく満たされた人生」にするための日々を綴っています。
自分が嫌いだった私が、心理学やコーチングで自分と人を大切できるようになった成長記録。

ご訪問ありがとうございます

 

ゆいま〜るです

 

2019年3月1日から、

生い立ちをストーリーブログとして

書き出し、

自分の棚卸しをしたいと思います。

 

自己紹介のようなものなので、

お読みいただければ嬉しいです。

 

 

前回

からの続きです

 

 

骨折して入院生活が長くなり、

松葉杖で病棟を歩けるようになった頃でした。

 

来月は退院かなぁと考えていた矢先、

恐ろしい出来事に襲われます。

 

 

6人部屋の窓際のベッドで寝ていると、

夜中に身体が冷えて目が覚めました。

病院は熱いので、

布団をはいでしまったのかもと思い、

うとうとしながら寝返りを打つと、

 

 

背後に男性の黒影があり、

私のパジャマを掴んでいました

 

 

一瞬、

凍りつきました。

 

 

雰囲気からして、

間違いなく男性です。

 

 

私が寝返りを打ったことで、

男性が慌ててベッド下に隠れた音がして、

息を殺していました。

 

こちらの様子を耳をすませて

伺っているのがわかり、

震えが止まらなくなりました。

 

ナースコールは

さっきベッドの下に落ちてしまい、

押すことが出来ず、

声も出ない。

 

 

大部屋だけど、

隣のベッドは退院して誰もおらず、

 

ピンチでした、、、。

 

 

 

 

 

しばらくすると

諦めて出て行く音がしたのですが、

恐くて動けず、

ナースステーションまで

行くことが出来ませんでした。

 

 

そうこうしている内に、

さっきの男性が、

また再び部屋に入って来た音がして、

しばらく様子を見られているのがわかりました。

 

 

恐い。

 

恐い。

 

何をされるのか

恐怖でただ祈る事しかできませんでした。

 

 

しばらくの沈黙の後、

 

遠く隣の病棟で

おばあちゃんが泣く声が

聞こえました。

 

よく、認知症のため

夜中に徘徊している

おばあちゃんの声でした。

 

看護師さんが遠くで話している声がして、

辺りが

騒がしくなりました。

 

その事に救われました。

 

さすがに

病室に侵入した男性も

騒ぎが聞こえて、

焦ったのか

去っていきました。

 

 

 

もう怖くて、

自分のベッドで寝られない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真夜中に、

正面のベッドの人をそっと

起こしました。

 

「怖いからこっちのベッドに

一緒に入れてください」と頼みました。

 

同室のその人はポカンとしていましたが、

了解してくれました。

 

結局、

朝になり、

1つのベッドに寝ている私達を見た

検温のナースがぎょっとしていたので、

全ての事情を話して事が終息しました。

 

 

私達の病室に

夜中に侵入したのは、

退院直前の若い男性が犯人であると

すぐに判明したようです。

 

あの凍りつくような空気の中、

月が明るく窓から差し、

男性の異様な気配を背後に感じながら

手がいつまでも震えていたのを思い出します。

 

結局は大事に至りませんでしたが、

心の傷がいつまでも残りました

 

 

私の中には、

その後ずっと

男性不信や、

女性の置かれている立場の弱さを体感し、

理不尽な思いをする女性という立場を

何とか守りたいと

思うようになっていきました。

 

この中学三年の時の事件や、

その後も色々な被害にあったことが

原因で、

 

私はいつも

「女性は被害者 」とか、

「女性はすぐに狙われ傷付けられる  」

というイメージが強くなりました。

 

DVなどから少女を守る活動に強く惹かれたり、

とにかく常に自分やその他の女性を

守らねば!と考えてしまうんです。

 

 

中学校生活のラストは

そんな入院生活でした。

 

 

お読みいただきありがとうございます

 

 

明日

【自分史・高校生】手のぬくもりを愛す

へと続きます