ボンは、
2008年3月1日、この世に生を受けました。
近所の○○飯店のりんちゃんがママです。
りんちゃんは、お店の外で飼われていたようで、
ボンを身ごもったそうです。
ボンはワンちゃんにしては珍しく、“ひとりっこ”でした。
好きな時に母親のお乳を飲み、他の兄弟との競争もなく、、、
そんな環境がボンの性格を形成したのでしょう。。。
ちょっぴりワガママで、でも競争心は無く、とても穏やか。
ヒトにもイヌにもとりあえずしっぽフリフリ♪
とってもフレンドリーで優しいコです。
MIX犬のボンは、里親さんも見つからず、もしかすると悲しい
運命だったのかもしれません。
とある日、いとこがボンを連れて来ました。
毛布にくるまれ、ちっちゃいちっちゃい彼は微かに震えていました。
少し潤んだまっすぐな瞳でじぃ~っとこちらを見つめて、、、
それが、彼との出会いでした。
未熟児をミルクから育て、1代目15年、2代目18年、そして
現在3代目(実家在)と3匹のネコを育てる私は、無類のネコ好きで
イヌが苦手でした。
もし、この先イヌを飼う事があれば、トイプーかチワワかダックスか、、
ミーハーな私は可愛いブランド犬を手にしていたでしょう。
周りの友達もそんなコ達を飼っていたし、、、
「MIX犬飼うなんて、もの好きねぇ。。。」なんて、あからさまに言うコも
いますが、、、
でも、そこにあるのは、ひとつの命でした。
おしゃれで持つものでもなく、ステータスでもなく、ボンは私の愛息。
子供のいない私たち夫婦の鎹なのです。
今の私が在るのは、彼がいてくれたからと言っても過言ではないくらい
かけがえのない存在です。
その彼も今度の3月で、4歳になります。
『ボン、ママのコになってくれてありがとう。。。』