せっかくブログ始めたのに、四月からの育休復帰と、ちょっとした担当替えでバタバタしておりました。

子どもと離れるのはやっぱりちょっと寂しいですねぇ。


さて、今回はeスポーツがなんで役所で受け入れられにくいのかということです。要因は様々あるかと思いますが、今回は「名称」の問題点について。


 名称について

eスポーツが役所や一般になかなか馴染んでいかない理由の最たるものとして、「スポーツ」という名称が入っている事だと思います。

eスポーツという呼称は韓国浸透し、その後日本にも言葉が輸入されてきましたが、そもそもの基盤が全然違うところに、同じ言葉を持ってきても上手くいかないですよね。

韓国では所謂インターネットカフェのような形の「PCバン」と呼ばれる施設が多数あり、そこでPCゲームをやる人口数がすごく多い。

そうしてその盛り上がりに目をつけた韓国の偉い人が、eスポーツという名称と合わせて一気にPCゲームのスポーツ化を推進して行ったという流れがあります。

なのでそもそもPCゲーム自体の盛り上がり方に差があるんですよね。

そんな中、日本もeスポーツという言葉を持ってきて、さあ盛り上げていこう!という中、役所と協働して何かやろうとなる時、「どこがやるの?」となるんです。


なまじ「スポーツ」という言葉が入っているので、スポーツ推進系の部署かと思えば、「いや、体を動かしてないのはちょっと……」。

では今流行りのデジタル推進系の部署かというと、「いや、ゲームはデジタル推進とはちがうよね」といった感じに、上手く担当する部署に出会えない原因になっています。

ちなみに、個人的には文化として考えて生涯学習系の部署か、新しい事をやるってことで企画系の部署がいいかなって思います。


名称だけでもこんな感じにたらい回されるので、如何にeスポーツが役所に浸透出来てないかってところですね。