火造りとか鍛造とかそんな言葉に魅力を感じてしまうのはなぜでしょうか?
ちょっと高くても火造りの製品を買いたいと思ってしまいます。
少し前まで、ベルトを作るか買うかを悩んでいた私は、悩んだ末にいいベルトを作ろうと決意し
道具にも無用な拘りを見せました。
いや、無用だったというわけではないのでしょう。
安物買いの銭失いという言葉を信じる私はなんだかんだ言って高いものへと走る傾向があります。
そんなわけで火造りの美錠抜きを買い、そしてヤフオクで中古の火造り剣先落としを見つけて買ってしまったのが始まりでした。
落札し、数日後に定形外で送られてきた剣先落としを、耐水ペーパーで軽くサビ取りをした後に、早速適当な革で使用してみたのですが全然切れません。
切れ味悪いなとか思いつつ、コメントを思い出してみました。
その説明文には「中古だけど職人さんが作っただけあって凄く頑丈でサビは浮いてきているけど切れ味は新品のときと変わらない」的なコメントが書いてありました。
なるほど、確かに切れ味がいいとは書いてなかったなとガックリしつつも、どんな刃物も研げば切れるとの判断から研ぐことにしました。
そして、軽く地獄を見ることに・・・・・
どの職人が作ったのかわかりませんが、刃付けがかなり適当。
あるいは砥石ではなく研ぎ専用の機械で研いでいたからなのかもしれませんが、砥石で研ごうと思っても全然刃が出てきません。
とはいえ、ここまできて新しく剣先落としを買うわけにもいかないので中砥石と仕上げ砥石の中間といわれる♯2000の砥石でひたすら研ぐことに・・・・・
ここまで研ぐこともなかなかないです。
研ぎ汁が鉄の微粒子をかなり含んで若干粘度を帯びつつあります。
切実に荒砥石を買えばよかったと思いつつも、ひたすら研ぐこと40分ほどようやく片方の刃付けを終わりました。
もう片方も軽く研いではいたんですが、こんな感じです。
刃先が綺麗に研がれていないいないのがわかりますかね。
そして、先端のほうの刃は手をつけてもいません。
素直のショップの剣先落としを買っておくべきだったかなと思わないでもない。
そんな出来事でした。









