筍ごはんとフライの弁当 | みっちりみちみち弁当

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縦にしても横にしても中身がずれない、みっちり詰め込み弁当を作っています。
たまに家ごはんや、夫の朝獲れ魚料理をのっけます。

 
 
クローバー  息子弁
 

 


 

 

筍ごはん はるみさんのレシピ

春巻き 生協

鯵フライ 旦那作

ブロッコリー オイル蒸し

ソーセージ

人参胡麻和え

 

 

お願いします(*^▽^*)

 

 

人参の葉も使った胡麻和えは、大好きな作家・武田百合子さんの「富士日記」という作品に出てくるもの。

 

百合子さんは武田泰淳さんの奥様。

 

富士山の麓に別荘を買い、夏だけでなく冬も行っていて、その山荘に滞在している間、泰淳さんから進められて日記を書いていて、それが泰淳さんの死後、存在を知っている編集者に勧められて世に出たのが「富士日記」。

 

(確かその編集者が村松友視さんだった。。。)

 

人参の葉も使った和え物は、百合子さんが作ったのではなく、隣の別荘の管理人の老夫婦の旦那さんが作って持ってきてくれた惣菜。

 

どうも隣の別荘の持ち主は大物の美容家らしくたまに来るだけ。

 

おそらくその方、山野愛子さんではないかと推測しているけれど。。。

 

葉付きの人参を見ると、百合子さんのことを思い出し、隣の老夫婦の胡麻和えを思い出す。

 

その老夫婦は仲が悪く、常にお互いの悪口を百合子さんに聞いてもらっていたな。。。山の中で相性の悪い二人きりの生活はきついだろうねえ。。。

 

そういえば確か泰淳さんは百合子さんと付き合い始めは、もう一人、奔放で、彼を振り回すタイプの女の人と二股をかけていたんじゃなかったかな。

 

作家の色と恋の話もなかなか面白いよね ウインク

 

 

 

それでは本日もよろしくごきげんよう。

 

 

 

イギリスのチャールズ国王の戴冠式、ちょっと楽しみ。

 

ヘンリー君はこれからどういう生き方をするのかねえ。。。