池上彰と考える、仏教って何ですか?
最近 勧められて読んだ 面白い本
『池上彰と考える、仏教って何ですか?』
元々 興味のないジャンルのことは 頭の記憶に残らないタイプのようで
頭の中のシャッターが下りてしまいます
もちろん 宗教も興味がなく
何かを信仰する という気持ちがあまりわからないのです
仏教も よく知らず
お葬式のときだけ お経を唱えるのを聞くくらい。
そんな中、わかり易い言葉で 説明してくれる本でした
キリスト教やイスラム教は 一つの神をあがめて信仰するのに対して
仏教は 『輪廻転生』を断ち切るのを目的として 修行するらしい。
生まれ変わって また違う生き物となり また生きるのは
『苦行』だというのです
煩悩(三毒=貧り・怒り・愚か) がある限り 苦しむと・・・
この世は 四苦八苦
生苦・・・・・・・・生まれることにともなう苦
老苦・・・・・・・・老いにともなう苦
病苦・・・・・・・・病にともなう苦
死苦・・・・・・・・死にともなう苦
愛別離苦・・・・愛する人と別れる苦しみ
怨憎会苦・・・・嫌な相手と向き合う苦しみ
求不得苦・・・・求めても手に入らない苦しみ
五蘊盛苦・・・・五感や心のはたらきが生む煩悩を抑制できない苦しみ
この煩悩をなくせば 苦しみを減らして 悟りに至る
なるほど~ 心に突き刺さることも 無きにしもあらず・・・
少し 心に残しておこうと 思える1冊でした