四国旅③金刀比羅宮 | 小田原暮らし

小田原暮らし

海と山の近い小田原から日々の暮らし綴り。

香川最終目的地は金比羅山。


桜がきれいでした。


空もぬけるように美しい。


あまりよく知らずに来ましたが、

かなり大きなお宮のようです。


電車までの時間で、

奥社まで行けるでしょうか?


時代劇に出てくるお城で、

「殿ぉ〜!」

と、お殿様を探しながら、

襖をどんどん開いていくが如く、

鳥居が続きまくります。


いつになったら奥社だろうー。


途中の眺めにうっとりしながらも

奥社までの道すがらは

軽い瞑想状態。


もともと腰痛があり、膝を痛めていました。

12時半までに行けるところで引き返そうと

旦那さんは決めていたようですが、

旦那さんが驚くほどわたしは

スイスイと登っていたようです。


最後の階段のところで

これが最後であってほしい…と

声にならない声をつぶやくと、

上から下りてきた

日本人ではないアジア系の人が

「がんばって」と

声をかけてくれました。

頭の中に声が響いて、

エッ!と、思わず周りをキョロキョロ。


これが最後の階段でした。

奥社に到着です。


はて、天狗さんはどちらに?


こちらにいらっしゃいました。

思ったより小さくてびっくり。


とても気持ちのよい光が射してきました。

奥社の奥にある気がとてもよかった。

まるで呼吸が合わさるような

錯覚に陥りました。



帰りはハイペースです。


途中で花吹雪が。


結婚式を挙げたご縁で、

厳島神社にも手を合わせました。


岡山のサムハラ神社から続くシンクロ。

サムハラの木が三叉で、

例のオジ様がこちらの三神の名前を

言われていたような気が…


と、何もかもがうろおぼえですが、

考えられない位のハイスピードで

気がついたら奥社まで

登って降りていました。


琴平駅から無事、特急に乗ることができ、

とてもスムーズな乗り継ぎで、

夕方の7時には小田原の家に到着しました。


密度の濃い夫婦2人旅でした。


この後旦那さんは、

四国のお客さんをめぐり、

広島の実家に戻り、

岡山に子供を迎えに行きます。

子供たちは、4月2日までたっぷり

春休みを実家で満喫したのでした。