先日、こちらの本を読了しました↓
この本は、福の神の視点から書かれています。
新米福の神が、ある書店員に憑くのですが、
その福の神修行の視点から、
この世界の法則が説かれています。
自己啓発系小説っていう感じかな。
以下、わらちゃんツボポイントを4つと、
最後に福の神に憑いてもらうための
3つの条件についてお伝えしたいと思います。
Here we go.
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① 幸せは何かを手に入れることではなく、幸せであるからそれが手に入る。
人は、幸せについて考える時、「コレが手に入れば幸せになれるのに」と思いがちです。
しかし、それではいつまでたっても幸せになることはありません。
大切なのは、「今幸せだな」と感じることなのです。
「コレが手に入れば幸せになる」のではなくて、「幸せだからコレを手にした」というのが本当のところです。
先に「幸せ」を味わうからこそ、「幸せ」に波長が合い、結果として「幸せを感じること」が引き寄せられてきます。
(波長の法則・・・かな)
② 幸せとは「なる」ものではなく、「感じる」もの
あれがこうなったら、これが手に入ったら、、、と、外側が変わることを期待するのでは、いつまでたっても幸せになれません。
では、幸せになるにはどうしたらよいのでしょう?
それは、「こうしてみたら明日はもっとよくなるかもしれない」と工夫を楽しんでいる時や、「こうすることが今心地よい」ということを選択していく瞬間こそが、「幸せ」を感じている時間です。
そう、幸せとは「なる」ものではなくて、「感じる」ものです。
③ 使命とは、目標の先にあるもの
私たちは様々な目標を持ちます。
「お金をもっと稼ぎたい」「大きな家に住みたい」「資格を取って起業したい」など、それは人によって様々です。
しかしここで自分に問いたいのは、どうやったらその目標を達成できるのかということではなく、「なぜもっとお金を稼ぎたいのか?」「なぜ大きな家に住みたいのか?」「なぜ資格を取って起業したいのか?」ということです。
つまり、その目標をなぜ掲げるのかということです。
私たちは、自分たちの人生を使って何かをするためにこの世に生まれました。
それを「使命」というなら、「使命」とは、目標の先にあるものです。
※ちなみに、この本に出てくる書店員は、もっと本が売れるようになればいいなと願って書店を経営しますが、お店がうまくいくにつれて、得たものを失う不安にさいなまれます。「これさえあれば」というものをちゃんと手に入れているのに、その先に待っていたのは漠然とした将来への不安だったのです。しかし「なぜもっと売れるようになりたい」と願ったのか、その理由を問いただしていくうちに、「僕は本を売りたいのではない。僕が出会った人の人生を応援したいんだ。」という使命に気づいていきます。
④ 使命に目覚めた後にはお試しがくる
使命に目覚めた本書の主人公にも、ピンチが訪れます。
これは、「本当にその使命をやり抜く覚悟があるのか?」というお試しのようなものだと書かれています。
自分の生まれてきた理由に気づいてその流れに乗っていくとき、あらゆることがスムーズに運んでいきますが、やはり、成し遂げたいものがあるときに、ある程度の技術や知識や学びを深める必要はあると思います。
例えば、スポーツの世界で人々を感動させるという使命を持った人が、全く練習もせずに一流になったり、負けなしで勝ち続けることがないのと同じように、「これだ!」というものに気づいて目覚めてその道を歩み始めたとしても、その歩みをより強いものにするために、「がんばる」フェーズは節目節目でやってくるのだと思います。(今の私だな、ふむふむ)
以上、わらちゃんツボポイントでした。
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★ 「福の神」に憑いてもらう人の条件
最後に、本書で繰り返し述べられている「福の神」に憑いてもらうための条件を3つお伝えします。
1)人知れずいいことをする
2)他人の成功を心から祝福する
3)どんな人に対しても愛をもって接する
喜多川泰さんがこの本を書こうと思ったきっかけになったのが、ある書店の定員さんだったと話されています。
その方は、喜多川さんに声をかけますが、本を売ろうという動機からのものではなく、喜多川さんという一人の人間に興味があったからだと振り返ります。
自分が儲けるためではなく、目の前の人の人生に興味を持ち、その人の幸せのためにベストを尽くすことが、大きなエネルギーを生むのですね。
自分がどこの世界と周波数を合わせていくのか。
儲けようと思えば儲かった、損したという世界にチューニングされますし、人の幸せに周波数を合わせていけば、それは自分の幸せになっていくという、まさに引き寄せの法則がここにも働いているなと思いました。
ぜひ、お手に取ってみてください。
私の心に響いた部分をまとめさせていただきましたが、ほかにも先輩福の神さんやさまざまな出会いのエッセンスがたっぷり詰まっています。
Happy Days in Odawara

