本日皆様のおかげをもちまして本年の本社業務を無事終了いたしました。
2012年は弊社の創業20周年の年でした。
20年もの間FULLCOUNTをご愛顧いただくことが出来たのも、
お客様をはじめ、弊社に関わっていただいている皆様の暖かいご支援の賜物と存じております。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
来年以降も、皆様のご期待に沿える様、社員一同がんばってまいりたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます。
東京店につきましては12月30日(日)まで営業しており、年始は1月2日(水)より開始となります。
1939年から45年の第2次世界大戦中、当時代表的なアメリカのジーンズメーカーが、当局の通達により仕様の変更を余儀なくされ、戦争の期間中通常の仕様とは異なるジーンズを生産していました。それが後にマニア間で伝説となった大戦モデルです。
1942年3月30日よりアメリカ全土にて戦時製品監督局(W・P・B)の規制が 衣料メーカーに対して始まり、上記の製品が誕生しました。この様なジーンズ(大戦モデル)を製品化する事で国民感情に戦争意識などを植え付けるという政府当局の狙いもあったようです。
物資が不足している中、少ない素材でより多くのジーンズを作るためには、生地や糸、リベット用の金属を節約しなければならなかったのです。 その代わり戦時統制下で増産体制に入った軍需工場で働く労働者達に作業服を供給し、また新たに入隊してくる新兵に作業用ユニフォームを支給することが優先されました。
大戦モデルのジーンズにおける、ディテール、付属品などの特微的な変化はバックシンチの廃止、バックポケットのステッチがペンキで描かれたイミテーションステッチに変更された事、釦に量産市販品の安価な月桂樹のドーナツ釦が採用された事、股リベットの廃止、コインポケットのリベットも省略、ポケットスレーキには、専用の素材ではなく余剰に出た生地(ヘリンボーンツイル、チェックネル等)を優先的に使用するなど、その規制は細部にまで徹底されていました。逆にデニム素材に関してはそれまでの12.5ozから、より強度のある13.5ozに高められたという事実もあります。その点だけは規制の盲点であったのか、あるいは生地の強度をあげることにより消耗を抑え、長持ちさせるために生地を厚くしたのではないかとも考えられます。
この仕様変更は後に意外な影響を及ぼすことになります。終戦後コインポケットのリベットは元に戻りますが、バックシンチ、股リベットはそのまま廃止に。そして13.5ozのデニムが生まれたことで、今のジーンズの基本的なスタイルが確立されたといっても過言ではないでしょう。そしてこの出来事が後にファッションとしてもワークウエアとしても定着し、世界的なベーシックアイテムとして今も息づく、ジーンズの歴史が動いた瞬間だったのです。
FULLCOUNT WWII model 2013 Ver.
2013年3月にリリース予定の大戦モデル。今回は通常とは違って、2パターンのシルエットで生産します。
1) 当時の大戦モデルそのまま40‘s XXのシルエットを踏襲し、テーパーを抑えたワイドなストレート。
2) FULLCOUNTの1108のパターンを使用したすっきりとした比較的細めなストレート。
素材
ジンバブエコットンの茶綿(ワイルドコットン)を、通常の力織機のセッティングを少し変えて新たに織り上げた13.6ozデニム。 シンヤ株式会社の故佐藤吉昭氏の意思を引き継いだ妻悦子氏が作る渾身のデニムです。
色目はコットン自体が茶色いため、ピュアインディゴ染めでもかなり濃色に仕上がっています。
縫製仕様
全体的にバナナイエローの単色使い。5種類の番手(太さ)のコットンスレッドを使い分け、箇所によって運針ピッチのメリハリを利かせワイルドな雰囲気に仕上げました。(コインポケット口のみオレンジ)デニムに合わせたステッチの退色を味わえるよう、これまでのかせ染めからチーズ染色に変更しています。
小股と前立て下は大戦モデルに良く見られる切りっぱなし仕様になります。
ポケットの形はホームベース型を変形させた、ややいびつな形にしています。
付属類
トップに鉄製のFULLCOUNT刻印入りボタン、フライフロントにはワンスターの唐草模様のものを使用。
リベットは焼き加工したもの。隠しリベットはシルバーメッキ。
ポケットスレーキはカーキ、ベージュのヘリンボーンツイルを左右色違いで配置しました。
各品番にシリアルナンバー、大戦モデルハンドブックがつきます。
写真は後ほどアップします。









