こんばんわ!
今夜はデニムの事を少々。
いつ頃からか?
生のジーンズのことをリジットと呼ぶようだ。
遂に今朝うちの新入社員が"リジット"という単語を発したので、
ちょっと調べて見る事にした。
リジット Rigitでググってみると
もしかして: Rigid
と出た。
Rigid / 硬くて曲がらない、硬直した、強張った。
なるほど…生のジーンズは糊付けされており、確かに硬い。
生は硬ければ硬いほどいいという流れがあるのか?
しかし、硬くて曲がらなかったりだったらどうなる?
稀に糊を落とさず生のまま穿く強者を見かけることもあるが、
大抵は糊を落としてから穿くものだろう。
そもそもジーンズその他、厚地の衣類は新品の時糊付けされている。
何故だかご存知だろうか?
それは縫製時に生地が反り返って縫いにくいからなのです。
糊付けして硬くして縫いやすくする為に糊付けするのです。
正確に言うと裁断の前にすでに糊付けされています。
その後出来上がった製品は糊付けしないのか?
それは違います。
縫い上がりの状態は糊で硬くなった生地を裁断、縫製する際、曲げたり捻じったり、こねくり回して
仕上げるので中途半端に硬いシワだらけの状態になってしまうので、
仕上げにもう一度糊付けをするのです。
店頭に並んだ時、綺麗に見せる為にです。
やはり僕の見解として生のジーンズの事をリジットもしくはリジッド?
と呼ぶ事はしないという結論に達したというどうでもいい話しです(笑)