息子が生まれたとき
私が、自分で自分にしていた心配が
1つあった。
いや、1つどころか
ホントはいくつもあったんだけど
(わたしが人の親になってもいいのか! とか
小さい、弱々した いのちを
途切れさせないよう育てることができるだろうか とか)
諸々の心配ごとのうちの1つに
明確な具体的事例としてあったのが
子供が、おねしょ したり 嘔吐 したりして
布団を汚して
余計な かつ 面倒な布団の清浄作業を強いられたときに
メンドクサイことが嫌いで
突発的事象に対応しないといけなくなると、怒るわたしが
瞬間湯沸かし器的に腹を立てて
子供を滅茶苦茶に怒り倒したりしないか👹💢
ということだった。
もう心配というか
怒る自信はあった。
汚された布団を前にして
キレる自分が見えた。
いつ、そんな時がくるか
戦々恐々としながら
子育てをしているうちに
まず、子が布団に嘔吐する事案が起きた。
「あぁ!」と思ったが
それは、布団汚された絶望感ではなくて
これ、子の体調が ゲ◯吐くほどのピンチやないかい!
なんとか治してやらねば!
の
「あぁ!」だった。
自分にかかる、面倒な布団清浄の負担への不満など
一切湧き上がらず。
= 腹は、びっくりするくらい 立たなかった。
じゃあ
おねしょによる布団汚染事案はどうだろう と思っていた。
おねしょは、体調悪くてするわけでもないから
布団汚されたら、わたし 怒るかもしれない…。
でも
おねしょで布団ヤラれても
これも、自分でも不思議なくらい腹が立たなかった。
なかなか上手に育児できなかったわたしだけど
(あんな小さかった子を、あんなに怒らなくてもよかったのにな と
いまだに思い返しては、ごめんね と泣けてくるシーンがいくつもあります)
ただ
嘔吐やおねしょ など
何度もあったけど
子供本人もどうしようもない現象に対して
1度も、一切怒らなかった自分に
わたし自身びっくりしたし
自分が考えるほどには、鬼母じゃなかったな
と
安心 & 感心もしているのでした。