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みんな日本のパトカーって、なんで「白と黒」の
ツートンカラーなのか知ってる
今のパトカーの色の原型は、敗戦から間もない1949（昭和24）年に
登場するんだけど、当時の日本では全国各地に
「自治体警察」という組織が置かれていたんだ。
その時の移動用車両として、
アメリカ軍から払い下げたジープなどを白色に塗装して
「移動警察」と表示して使用していたんだって。
なんでジープなのかというと、当時はまだ未舗装な道路も多かったから、
車体が汚れると一般車両と見分けがつかないじゃない
・・・という事で、
アメリカのパトカーを参考に黒色を取り入れ、
下側が黒、上側が白のツートンカラーになったんだって
※余談だけど、日本が参考にしたアメリカのパトカーは、
車体の前側と後ろ側が黒いというカラーリングなんだけど、
一部の地域では青や赤のストライプが入った
カラフルなデザインのパトカーも見られるんだよ。
更に余談だけど、ドイツはシルバーのボディに、
明るめのブルーとネオンイエローだよ。
更に更に余談だけど、イタリアでは国家が管理運営する警察と、
軍が管轄する憲兵が存在する為に、それぞれにパトカーの色も違って、
国家管理の警察車両は薄い青に白色のライン、軍管理の憲兵車輛は黒字に赤く、
細いストライプと色やデザインで所属の違いを表しているんだって。
世界のパトカーも色々と面白いよね～