いつものように


カイの隣で眠りについている私


ふっと目を開くと


タク・・・


えっ?


何度もキスをしてくる・・・


隣にカイが眠ってるのに!


タクが強引に私を抱きかかえるように

軽く仕切っているだけの隣の部屋に連れて行く


怒っているの?

タクは

「何でカイなんだよ!俺の子を産めよっ!」と放った


わけも分からなく 

ただ・・ごめんとこぼれた私をひたすら強く抱きしめる


服を脱がせてくるタクに

「ちょっと待ってよ・・カイが起きちゃう戻らないと」


戻って カイが起きる傍に居なきゃと思った


黙ってタクは腕を掴んでくる


・・・私は 笑顔で目覚めるカイの隣に戻った・・・


そしてタクの運転する車に乗った

一言も話してくれない

聞きたいけど怖い

ごめんねとしか 頭に浮かばない


さっきの続きが聞きたい

どうしてって・・・


そして 私が目を覚ました。

これは夢だった・・・

リアルすぎて 焦った


もう一度 続きを見たくて

タクに聞きたくて

眠りについたけど

もう夢の中には戻れなかった

夢なのに またタクを離した事を後悔した

夢なのに またタクに声を掛けなかった事後悔した


タクが永遠に 何を想っていたか解らないまま

私はこんな風にしか タクに逢えないんだね


あんなに幸せな時間

現実に戻された瞬間

なんでこんなに

心満たされないんだろう

埋めるしかないの

何も考えたくない


死んだほうがマシ


本気で思って毎日ただ流れてた。


こんなに殴られるなら


こんなに罵声を浴びせられるなら


何をしても 当たり前


毎日 母が一切しなくなった炊事洗濯 して

母の身の回り仕事の準備全て やらされて


感謝なんてされなくて

いちいち文句

なにもかも 否定されて


友達は遊んでいて

私は自由なんて無い。

許可がでて

遊ぶ約束しても

当日キレてきて

殴られて

ドタキャン

いつも遊べない

学校にも家にも居場所が無い


死んだほうがマシ


楽しいことなんてない


誰か助けて救ってほしかった。

そんな思春期はただ過ぎた