転生 2006/06/03公開

あらすじ・・・
<第一部/『64』>1964年。東京オリンピックの喧噪が冷めぬ東京の下町。製粉工場の事務員・小梅は周囲になじめず工場と下宿の往復しかない毎日。彼女はいつも、自分を見張っている「何か」におびえていた。その「気配」から逃れようと単身上京したが、むしろそれは、より濃く感じられるようになっていた。そんな折、小梅はルリ子という女と出会う…。
<第二部/『86』>1986年。経済と文化がピークに達した街。漫画家の俊子はいつしか仕事場の隅にいつも立っている自分そっくりの姿で顔を両手でおおい立っている幻影に悩まされていた。俊子は、生まれてから幾度と見た「奇妙な女の夢」を題材に、夢を盗作して連載を書き続ていた。そんな折、俊子の前に突然現れた初老の男、源三は、俊子の漫画が22歳で死んだ娘(小梅)の話だと主張した…。
(goo映画より)