丘の上の雲 | 鐵錘挙上武録

鐵錘挙上武録

アラ半世紀オヤジのベンチプレスの練習記録がメイン。とあるフルコン空手の初段を持っているのでゴロのよい「武録」とつけましたが、勇ましい話は皆無です。

今週の「坂の上の雲」をやっと見た。

普段はトレンディドラマの俳優さんも時代劇の俳優さんも
劇団がメインの俳優さんもごちゃ混ぜになってて面白いけど、
「明治」というまだ江戸の名残りがある時代のせいなのか
時代劇の人の見栄の切り方がカッコいい。
高橋英樹演じる児玉源太郎は毎回カッコいいが、
今回の「好古、存分にやれい!」は痺れた。

草刈正雄演じる加藤友三郎?・・あ、広島初の総理大臣じゃん。
この人の銅像の台座は今も現代美術館の裏にあります。
大手町の生まれみたいですね。


ところで指揮官たちの話はカッコいいんだけど、現場は悲惨ですね。

敵も味方も塹壕の中で寒さに震えて敵を待ち、
命令が出れば遮蔽物もない原野を大声をあげてただ突撃。
「匍匐前進」はこの頃はなかったんでしょうか?

二○三高地以外でも歩兵の命は安い。
戦車等のある近代戦だともう少し違うんだろうけど、
機銃掃射をかいくぐって敵陣にたどり着くのはほとんど奇跡。
このドラマを見て戦争する気になる人はあまりいないだろうな。


そういえば作劇上ソフトにしてあるのか、
何を言ってるか分からない方言ってのはなかったけど、
指揮官の半分は薩摩藩出身、鹿児島弁が多かったですね。
明治時代、上級士官の必修語学「鹿児島弁のヒアリング」(笑)。


タイトルは近所のお好み焼き屋のご主人が
「あの大河ドラマの時間にやってる明治のドラマで・・・丘の上の雲!」と
言ったのをいただきました。
「坂」が「丘」になるだけで、
ドラマとは正反対な羊がはねてる牧場のような牧歌的なシーンが脳裏に浮かびますね(笑)。