こんにちは、古賀満美子です。
先日、医師が答えるというコラムで「無痛分娩って本当に痛くないの?」という記事を目にしました。
私は、ふたりの子供を無痛分娩で出産したので、実体験を誰かのお役にたつかもしれないと記事にすることにしました。
当時も「リスク」は医師から十分に説明を受けていましたが、現代はもっと深刻な問題とされていますよね。

私は、痛みに弱く、出産に耐えうる自信がなくて無痛分娩を希望していました。
当時無痛分娩を受け入れる病院はとても少なかった印象です。
さらに、私は最初から最後まで痛みなしの病院を探していたのでなおさらでした。
そんな私のわがまま聞いてくれる病院なんてないかしら、と一生懸命探しました。
当時、住んでいた地域にとっても無痛分娩では有名な病院をすぐに見つけることができて、今から考えると本当にラッキーでした。
車の免許を持ってない私なので、へんぴなところなら、タクシーででもいとわなかった。
それが、自宅からすぐのところにバスで行ける距離であり、最高の立地条件でした。
その病院は無痛分娩でも有名でしたが、産婦人科としてもその県で1位、2位を争うほどの人気の病院でした。
診察しにしてもなんにしても3時間待ちは毎回のことでした。
やっとの思いで、診察室に入って出会った担当の先生は、当時の私と同じ年齢くらいの先生でした。
明るく、安心させてくれる先生で、一度でとっても気に入り、先生を信じて出産を頑張ろうと、無痛なのに思いました(笑)
本当に痛くないのか、当日どうなるのか不安もありましたが、完全に病院と先生を信頼することができました。
無痛分娩はいつ出産するのかを先生と一緒に相談して決めることができました。
前日から、荷物を用意して入院して、麻酔のルートを背中からセットするところから始まります。
これが「痛い」と言われていましたが、思うほどでは実際はありませんでした。
大丈夫でした。
が、その前にお尻に2回検査なのか、注射するのがむちゃくちゃ痛かった笑
あれ、なんでだったんだろう笑
泣きました。
麻酔のルート確保して、翌日までゆっくり休みました。
朝の6時から陣痛促進剤の錠剤を口にして、7時に分娩室に移動して、陣痛を待ちます。
最初の痛みが来るのを待ちます。
痛くなってから、麻酔を注入します。
生理痛のようなお腹の痛みがあり、小さな軽い痛みから、最初の麻酔を入れてもらいました。
何時くらいだろう・・・
9時くらいには痛みがきたような気がしますが、しっかり覚えていない。
入れたら、少し冷たい感覚が背中から伝わりました。
そして、すぐに麻酔は効きました。
先生が、アルコールを染み込ませたコットンで、試しに私の脚をこすります。
先生「どう?これ感覚ある??」
満美子「ないです」
先生「これで大丈夫。次の痛みがきたら、教えてください」
という感じで、痛みに合わせて、麻酔を少しずつ足していきます。
出産は、11:50から開始しました。
その瞬間まで、私は、談笑して普段と変わりなく、いつも誰かと話をするように談笑していましたが、急に、先生や看護師さんが集まってきました。
モニターで子宮口が全開になったみたい^^
私は、さっきと何がそんなにバタバタすることがあるのかと思うくらい、子宮口が全開になっても、全く痛みがなく。
分娩台が脚を引っ掛けられるように動き始めました
看護師さん「ここに脚を置いて」
と、言われるままに分娩の体勢に。
痛みもないので、そのまま静かに先生の指示を待ち。
先生「次の陣痛のタイミングで、しっかり深呼吸して、いきんで見るよ」
満美子「はい(いきむといっても、感覚ないですけど?」
先生「はい、今!!!」
満美子「全く痛みもないのにいきむ風に、唸る」
先生「そう、今の上手」
先生「もう一度、顎をしっかり引いてお腹を見てもう一度、合図したら一緒にいきもう」
満美子「はい。」
先生「よし、もう一度、今!!!」
満美子「う・・・・・ん(全くわかってない)」
多分、このいきみをあと1回で、もういきまなくていいよ、頭もう出たからねと、言われて切開。
無事に、12:07分に生まれました!!!!!
多分、15分足らずで、終了しました。
さて、長くなったけど、一人目はこんなに無事に無痛分娩が終了し、全く痛みなく、終了。
体力も全く消耗しませんでした^^
問題は、二人目^^
二人目は、実はトラブルがありました^^
同じ病院で同じ先生でしたが、前日にセットする麻酔のルートがちゃんと入ってなかったのーーーー。
つまり、痛くなって麻酔してるのに、額から玉のような汗が出るほどに痛い!!!!
先生が、ルートが外れていることに気がつき、急いで、ルートを入れなおすところから始まりました。
もう痛みで息も絶え絶え、ルートセットして、生まれる1分くらい前に麻酔がきくという笑
二人目は出てくるときだけ、「無痛」でした笑
11:40 に出産したので、2人目も早かった。
というのも、私の赤ちゃんは、2人とも、2500gなく生まれて小さな小さな赤ちゃんでした。
一般の3000g超える赤ちゃんと比較するとそれは小さかった。
ありがたいこと、2人とも一緒に退院して、その後、2人目に関しては、学年では、背が高く育ってくれています。
費用はというと、記憶が定かではないのですが、個室で42万くらいでした。
でも返ってきた金額もあった気がする^^
病院を退院するときは持ち出しで支払った金額です。
私の実体験からすると、いきむのはわからなかった。
お腹が張ってくるとか、そういう感覚も無痛でした。
ちょっとした痛みから、麻酔を少しずつ入れてくれるので、すぐに無痛になれました。
すごく楽になるんです。
下半身から下が全く感覚がありませんでした。
出産後は、麻酔はすぐに切れます。
ので、すぐに切開した痛みに泣きました。
なので、二人目の時は、その後も麻酔がすこしきくように懇願しました^^
あれはもう無理ですと^^
麻酔を生まれる直前まで使わないと、多分苦しんだと思います。
が、ありがたいことに、私の病院では最初の痛みから、麻酔を使ってくれました。
それも、その時はわからなかったけど、一気にたくさん入れない。
すこしずつ、でした。
すぐにまた痛くなったから。
多分安全にすこしだけの麻酔で出産まで持つようにとの配慮だったのかと素人ながらに思っています。
もし、無痛分娩を検討されている方の参考になればありがたいです。
赤ちゃんの大切な命に関わることですので、自己責任で人生最高の出産になりますように。
こちらに医師の無痛分娩の記事も置いておきます
【医師に聞いてみた】無痛分娩って本当に痛くないの?