久々のスティーブン・セガール作品。
木曜洋画劇場で放映された
『沈黙の聖戦』
セガールというと「沈黙の~」というシリーズ的な邦題に勝手になってしまうようですが。
無論、今作も以前の「沈黙の~」とはキャラクターも舞台設定も違っています。で
も何故か共通しているのが
セガール=元CIA局員
って設定でしょうか。
まぁ、ある意味元CIAなら何でも有りなのかな。
今回の監督&アクション・コーディネーターは、程小東(チン・シウトン)!!!
映画監督だけでなく、俳優やアクション指導としても長年のキャリアを持つベテランです。
彼の演出の特徴としては、
とにかく人が飛びまくる!!
に尽きます。
殴られてドーン!!(アイヤァ~)
蹴飛ばされてドーン!!(アイヤァ~)
銃で撃たれてドーン!!(アイヤァ~)
とにかくドーン!!(アイヤァ~)
のオンパレード。
ワイヤー・アクションを多用したその演出は、同じくワイヤー・アクションで名を馳せた袁和平(ユェン・ウーピン)とは一味違った独特な世界観を繰り広げています。
さて、アクションの事は置いといて。
物語ですよ、物語。
どうしてセガール作品ってこうも物語が稚拙なんでしょうかねぇ・・・
──娘が旅行先のタイでテロリストに誘拐&監禁されてそれを救出に行く──
何か、いっつも身内の誰かが誘拐&監禁されてませんか?
元CIA局員さん。
まぁその設定はベタネタでアリとしても。
何なんだ?
あの如何わしい呪術師は???
これじゃぁまるで『五福星』の呉漢耀(リチャード・ン)じゃないの!!
しかもその呪術に対抗するのが
タイの僧侶軍団
って(笑)
まんま香港映画じゃん(`ε´)
どうしたセガール??
いつものわがままセガールは何処行った??
監督の為すが侭なのかい??
ムエタイの練習をしていた敵ボスが何故弓矢の名手なのだ??
しかも剣と槍の使い手だし??
誘拐された娘を救出するはずなのに、何故ラブシーンが??
そっちも「最強のオヤジ」なのかぁぁぁ・・・??
とまぁ、ツッコミ満載の作品ではありますな。
最後に、もう一つ言わせて頂くと・・・
嘗ての相棒で僧侶の道へと進んだスンティ(バイロン・マン)について。
仲間の危機に僧侶の道を捨てて戦いに参加するのはOKですが、ラストの銃撃戦でいくら敵に囲まれているとはいえ仏像をバシバシ破壊するってのは如何かと。
あのシークエンスでは出来れば
「人は撃つが、仏像は撃てない」
という縛りを付けたらもっと緊迫感のあるアクション・シーンになったと思うんですが。
それがコメディ的要素になってもOKだと思いました。
なにせセガール作品って終始一貫シリアス過ぎちゃって。
観終わった後の疲労感といったら・・・