遥か遠くに
見えたのは
茜色の空だった

業火は瞬く間に
肉を焦がし
その魂さえも
焼き払おうとする

恐れる事はない
勇猛果敢に
突き進んだ先には
果たして求め続けた
光は見えるのか

審判の門前には
行列が出来
我先にと
盲目の落人が
詰めかける

三首の怪物は
頭を垂れて
罪に抗うのを
止めたのだろう

さあ夜明けの
始まりだ
どこのどなたか
存じませんが
呑めや唱えや
踊らな損々


夜明け前の空には
白く煌めく星一つ