夜明ケノ提灯遥か遠くに見えたのは茜色の空だった 業火は瞬く間に 肉を焦がし その魂さえも焼き払おうとする 恐れる事はない 勇猛果敢に 突き進んだ先には 果たして求め続けた 光は見えるのか 審判の門前には 行列が出来 我先にと 盲目の落人が 詰めかける 三首の怪物は 頭を垂れて 罪に抗うのを 止めたのだろう さあ夜明けの 始まりだ どこのどなたか 存じませんが呑めや唱えや踊らな損々夜明け前の空には 白く煌めく星一つ