メンバー:アキラ(小4)、えいと(小4)、なおたろう(小6)
土曜日の午後の時間です。
今日はこの時間の常連であるアキラとなおたろうに、
ビッグロックスクールメンバーで、ついこの前クライミングを始めたばかりのえいとの
3人のレッスンでした。
アキラは今、成長痛で膝がすぐに痛くなってしまいます
だから、ボルダリングでは飛び降り禁止
本人も痛いのはイヤなので(笑)きちんと守り、
トップまで行っても、必ず下までクライムダウン
でも、安静にしていると大丈夫なのだけれど、
クライミングで足を思い切り踏ん張ったり、
ボルダーで失敗して落ちてしまったりすると、
その後出てしまう。。。
思い切りのことができなくてかわいそうだけれど、多くの子どもたちが通る道。
今、ムリは絶対に禁物ですから、あまり成果が出なくても、気長にね
なおたろうは前回のレッスンの時、
あと一手で登れそうだった一反木綿の5.8にチャレンジしたのですが、
ルートのまん中あたりでピタっと動きが止まって、そのまま固まってしまいました
ものすごく長いこと、微動だにせずにルートの途中にとどまっていたのですが、
なおたろうの内面では、「登りたい」「…でもだめかも」
「疲れて来た…」「手が痛い」
いろいろな思いが駆け巡っていたんだろうな~
長い長~い時を経て諦めがついたのか、
「テンション」と言って降りて来たなおたろう。
汗で顔も服もびしょびしょでした。
「動かなくなっちゃったのは、どうして?」と聞くと、
「汗で手がヌルヌルして、片手を離すと落ちそうだった」とのこと。
この前のサマーキャンプに参加するために、
ハーネスは至急で買ってもらったなおたろうですが、
チョークバックはまだだった
今はコロナの感染防止対策で、
パンプではチョークバックの貸し出しはしていませんしね~
レッスン後、お父様にメールをして事情をお話しすると、
今日のレッスン前に、早速チョークバックとチョークを買ってくださいました
新しいチョークバックを腰に下げて、意気揚々と件の5.8にリベンジしたなおたろう。
途中チョークアップをしながら、堂々と登り切りました
やったね~おめでとう
降りて来て、満面の笑みで控えめな第一声。
「やっぱり、チョークは大事」
6月の下旬からクライミングを習いだしたえいと。
やる気があって、なかなかセンスも良いから、将来上手くなりそうです
初めてパンプに来た時は、体の小ささも手伝って、
8級の課題も歯が立たずにがっかりしていました
パンプは厳しいからな~。
でも、厳しい環境にいると、自然と強くなります。
へこたれずに通ってね
でも、今日は、最初の頃はできなかった8級が登れるようになっていたし、
ボルダリングやルートのトライの仕方やルールも理解して、
自分で課題を探して、自立してチャレンジできるようになっていましたよ
前の自分を思い返してみると、進歩してるでしょ
他の人と比べるのではなくて、前の自分と比べると、進歩が分かって良いよね