先週の日本経済新聞より。

 

 月の手取りが55万円ある個人事業主のご主人さん40歳。

 

 奥さん(36歳)と小学生と幼稚園の子ども2人の4人家族で、毎月の生活費が2万円ほどの赤字だそうです。

 

 収入55万円で赤字が2万円ということですから、毎月57万円の支出がある訳です。

 

 その内訳は…

 

 奥さんが管理している支出 

 ・教育費 11万円

 ・食費 10万円

 ・水道光熱費 3万円

 ・娯楽費 5万円

 ・生命保険料・日用品その他 8万円

 

 ご主人さんが管理している支出

 家賃・昼食代・飲み代 20万円

 

 そして、ご主人さんの貯蓄は50万円、奥さんの貯蓄が30万円ということで、夫婦の貯蓄は合わせて80万円でした。

 

 この状況を認識して、ご夫婦ともに驚いた様子。

 

 赤字家計も貯蓄ができていないのも、すべての原因は、夫婦がお互いに相方がちゃんと管理しているだろうと思っていることです。

 

 ご主人さんは外食やコンビニ弁当にしていた昼食を奥さんの手作り弁当にしたり、奥さんはご主人の不在時に多かった外食を減らして家で食事をするようにする。

 

 娯楽費に占めていた家族旅行を予算を決めて計画的にすることで無駄な予算を減らす。

 

 夫婦で話し合って、家計の無駄を話し合ったことで、2万円の赤字から9万円の貯蓄ができるような家計になったそうです。

 

 もし、このファミリーが「相方がきちんとやってくれているだろう」と思って、そのままの家計だったら、子どもが高校生や大学生になる頃には、悲惨な結果になっていたでしょう。

 

 家計の見直しもどちらかが率先して動くのではなく、夫婦一緒に考えて動くということを意識しましょう!

 

 

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