読書感想文紹介♪【大饗菜奈未】 | 音楽塾ヴォイス福岡本校のスタッフブログ

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みなさん、こんにちは!

 
今日は、福岡校の生徒さんの
読書感想文をお届けします!
 
 
今回ご紹介するのは
大饗菜奈未(おおあえななみ)さん音譜
 
池永陽さん作『少年時代』の感想です!
 
 

時代は一昔前、ガスが一般に普及し始める頃。

"清流・吉田川にかかる橋・新橋から飛びこむことができれば一人前の男になれる"

そんな昔ながらの風習がのこる町。主人公の良平はなかなかとびこめずラストチャンスの中1を迎えてしまった。この物語は良平がいつも一緒の3人と共に度胸をつけるため奮闘していく姿が中心となって進んでいく。

 

小説の最後の最後、良平は飛び込むことができたが

ハッピーエンド"良くやった!"と歓喜あふれるものではなかった。

というのも、良平は誰にもその姿を見守られることなく飛んだのである。

いつも一緒だった3人はそれぞれの家の大人の事情によって一人づつこの町を出ていかなければならなくなってしまった。

 

1人、また1人と離れていくのだけれど不思議と悲しさや、やりきれなさよりもどこか温かくて前向きな気持ちが残っていくのが印象的だった。それは彼らが"男らしい男になる""自立した大人になりたい"そんな思いをゆるがずもって、日々起こることに向き合っていたからじゃないかと思う。

 

読み終えて思ったのは、世の中、おもいどおりに行かないことも多いし自分の力ではどうにもできないこともあるけれどその時に"自分はこうしたい"を持ち続けられる姿って人として魅力的だなと感じた。

 
大饗さん、ありがとうございましたビックリマーク
 
今回が初めての感想文提出でした♪
これからもぜひ続けてみてくださいねおねがいラブラブ
 
 
西尾先生もワークショップ等で
仰っていますが、読書や映画鑑賞をすることで
作詞能力が鍛えられるのは間違いなしです!
 
 
生徒さんには無料で貸し出しを行っていますので
たくさん語彙力をつけて、
素敵な歌詞で聴き手を唸らせましょうキラキラ