今日は「親子関係」について書きたいと思います。

親子の関係、

特に母親と子供の関係は非常に強いものがあります。


子供たちが親を選んで生まれてくる時も、

ほとんどがお母さんを基準にしています。


残念ながら父親はあまり出番が無いようです。



それでは、小林正観さんの文章をご紹介します。

<引用開始>

「男の子」は、母親に

「あなたはあなたでいいのよ」と言ってもらえると、

母親のことが大好きになります。



そして、「母親を大好きな男の子」は、

ものすごく勉強もするし、お手伝いもします。

でも、母親のことが嫌いな男の子は、

「言われたことのすべて反対」をやります。

母親が「弱い者をいじめちゃダメ」と言っても、

「こんな母親に好かれたくない」と思っているので、

あえて、母親から嫌われるような行動を取るのです。



ある人から、「子どもに『あなたはあなたでいい』と言ったら、

ワガママを言い出すだけではないですか?」と質問を受けたことがあります。

子どもがワガママを言うとしたら、

それは母親が子どもから好かれていないからです。

子どもに対して、口うるさく注意をしてきたからではないでしょうか?



好かれていない母親は、今日から「正論」を言うのをやめることです。


好かれていない母親がいくら強圧的に叱っても、逆効果です。

まずは1年ぐらいかけて「好かれる母親」になってから、

にっこり笑って「こうしてくれるとお母さんは嬉しい」と言うと、

子どもは喜んでやってくれます

「ちゃんとした人になりなさい」
「ちゃんと普通の人と同じようにやらなくちゃダメじゃないの」
「お母さんの言うことを聞いて、正しい人になりなさい」

と言うたびに、子どもの才能の芽が摘まれていきます。
悪いところをいちいち指摘すると、

子どもは「抜きん出た人」にはなりません。



どんな子どもも、全員が「天才の芽」を持って生まれてきています。

 

その芽を開かせる方法は、

「子どものあらさがしをせず、賞賛すること」です。

「あなたが私の思い通りになったら愛してあげるけれど、

思い通りにならないあなたは嫌い」と条件をつけるのだとしたら、

それは「愛していない」といいます。



「あなたがあなただから、愛している」と言ってあげられること、

「私の思い通りになっても、ならなくても、愛している」と言えることが

「愛している」ということです。

「女の子」は、母親の姿を見て、

「母親と同じ行動をするように育つ」のです。

女の子は母親の言っていることではなく、

母親の「行動」を見ています。

たとえば、母親の友人が家に遊びに来ていて、

一緒に楽しそうにお茶を飲んでおしゃべりをしていたのに、

友人が帰ったとたん、その人の悪口を言いはじめたとします。



この母親を見て育った娘は、大人になって、

「母親と同じ行動パターン」を身につけ、陰口を言うようになります。

母親が娘を見て、不愉快な感情を抱くのは、

そこに「自分の嫌な面を見るから」でしょう。

ですから、「娘をいい子に育てよう」と思ったら、

口でどんなによいことを言ってもダメで、

 

「母親が自分の行動や態度をあらためること」が大切なのです。

<引用終了>



どんな親御さんも、子供に幸せになって欲しいと願っています。

その幸せとは、


・勉強が優秀であること
・評判の良い学校に入ること
・大きな会社に入ること
・お金持ちになること


とは 本当は違うのではないでしょうか?



どんなに勉強ができ、優秀な頭脳を持とうが、

・意地が悪く、自分のことしか考えず、人はどうなろうと関係ないと考えるような人
・お金が全て、人をけ落としてでもお金持ちになりたい


そんな大人って、果たして幸せでしょうか?


お金があるからと、幸せな家庭を築けるでしょうか?

心から信頼できる友人が出来るでしょうか?


信頼できる家庭を持つことが出来るでしょうか?

それよりも、本当の幸せを掴める人になって欲しいですね。

本当の幸せって何でしょうか?



きっと、周りの人から信頼され、頼りにされる人かもしれません。

その為には、

 

・いつも笑顔の人、

・正直な人、

・思いやりのある人
・不平や不満を口にしない人、

・悪口を言わない人

そんな人かもしれません。

親自身が、そうなるのは、なかなか難しいですが、

子供たちの為にも、気付いたら少しずつ

修正しようと心がけていたいものです。

 

 

 

いつかは身に付きますから。

子供たちは、もともと、皆が違った個性と、

そして神様が与えて下さった天分があります。


その芽を摘まないよう、

・子どものあらさがしをせず、賞賛すること
・人と同じでなくとも、そのままの個性を認めてあげること、愛してあげること


が大切なことかもしれませんね。






※写真はネットからお借りしました。