残念ながら、男性は子育てに関しては、

母親ほどには子供に影響を与えることはできないようです。

ですが、それは、単なる男女の役割分担であって、

そこに上下はありません。



小林正観さんは、子育ては母親の役割がほとんどと言っています。


夫、父親の役割は母親を安心、安定させること。

それによって間接的にですが協力できるとのこと。

つまり、それだけ母子の絆が深いと言うことです。

確かにその通りだと思います。



今日のお話は、母と子についてですが、

内容的には、色んな状況に当てはまる、

女性の重要な役割について書こうと思います。

さて、それでは、正観さんのお話からご紹介します。

母親の役目は、

 

「あなたは そのままでいいのよ」と、

 

子供を肯定して、個性を伸ばしてあげること。



子育ての本質とは、「芽を摘まないこと」。


子育てに苦しむのはは

「何とか手を出そうとしているから」

 

母親はあるがままを、褒める事が大切。

著書では手塚治虫さんの例を出しています。


Wikiより

小学校時代、マンガを授業中にノートに書いていた手塚さん。
母親は呼び出しを受け、先生に注意されます。

その後、母は息子のマンガを読んで、

「おもしろい第一号のファンになりました」と言って

褒めてあげたそうです。

また手塚さんが医者を続けるか、

漫画家になるか悩んだ時、

 

母は、「あなたが選んだ方を応援します」と言って励ましてくれたそうです。



母親から、「いつも肯定されている子ども」は、

 

自分の関心事を否定されないので、

自分の才能をスムーズに開花させることができます。

母親が「あなたは、そのままでいいのよ」と受け入れていくと、

子どもは個性的に、伸び伸びと育ちます。

「芽をつぶさない」ことと「甘やかす」ことは違いますから、

常識的に間違っていることがあれば、

その都度、指摘したほうが良いのはもちろんです。


但し、その指摘をする時も、「笑顔」を忘れないことが大切ですね。


そして子どもが言うことを聞かなくても、

頭ごなしに子どもを否定しないことが大切なのだそうです。

「天才のつくり方」というものがあります。
天才と呼ばれた人たちには、共通項があるようです。
それは母親の存在。

天才を育てた母親は、「子どものことを、

丸ごと全部受け入れ、肯定していた」のだそうです。



たとえば子どもが、アリの行列を何時間も見入っていても、

もやしが生えるのを一晩中眺めていたとしても、

 

「何をしているの。早く寝なさい」


「そんな変わったことをしていないで、

普通の子どもになりなさい」とは叱りません。

子どもに対して文句を言ったり、小言を言ったりしないで、

「この子は、こういう子なんだ」と肯定的な見方をする。

その結果、子どもの才能は、すくすくと伸びて生きます。

 


天才をつくるのは、難しくありません。
「この子は、こういう子だ」と認め、

守り育ててきた子どもが天才になります。

子どもが、夢中になっている時、「すごいね」と言って丸ごと受け入れ、

ニコっと笑顔で接してあげれば良いのです。

<引用・加筆終了>



これは、子供に限った事ではありません。

旦那様に対しても同じです。


褒めて肯定して、認めてあげれば、

旦那様は喜んでドンドン働いて下さいます(笑)

 

また人付き合いも同じです。

嫌な相手にも、何か一つ良いところを見つけ

「ありがとう」と感謝を差し上げることで、

 

関係は激変します。

 

今、子育てで頑張っているお母さん。

可憐なタンポポであるお子さんに、

「さぁ、バラに成りなさい」と言って、

無理強いしても、

 

子供の心を傷つけ、萎縮させ、

枯れさせてしまうだけです。

長い長い、子供の一生を見た時に必ずそうなります。



私達親にとって出来ることは唯一


成長は本人に任せ、

 

笑顔で、

お水をあげたり、日に当ててあげることだけです。

先日も書きましたが、それだけやったら、

もうお母さんの趣味や、楽しみに没頭し、

 

その楽しそうな後ろ姿を

 

子供に見せてあげるだけです。

 

 

 

 


※画像はネットからお借りしました。