今日は朝から長崎から福岡へ移動し、一路、韓国へ。
今回は来月入社する韓国出身社員の、ご両親へ挨拶をするための訪問です。
目的地はソサン(seosan・瑞山)
ソウルから南西へバスで2時間ほどの距離です。
三連休ということもあり、福岡空港は混雑
(´-`).。oO
ゆっくりとする事も出来ずに飛行機に乗り込み、混雑した入国審査を待たされながら終え、ようやくバス乗り場へ
バスの2時間の旅の中で、韓国の農業風景を見つつ、ほとんど日本の郊外の風景と変わりないなぁ。と感じました。
そうこうするうちに目的地のソサンへ到着。
人口約20万人ほどの小さな町ですが、近年は様々な工場が建設され、外国からの労働者も増えたことから、珍しく人口が増えているそうです。
現地で社員の子に迎えに来てもらい、ホテルへ移動ししばしの休憩。
久しぶりの再会にこれからの事や、近況報告など色々と話をしているうちに、ご両親との面会時間となりました。
ご両親が用意していただいたのが、珍しいソサンの郷土料理店で、山の麓に突然あるようなお店でした。
昼間に来ると現在は紅葉が美しいらしく、夜に来てしまったので何も見えない事が後悔(;o;)
店内は広くゆったりとしたお店で、郷土料理としてソサンはニンニクの生産地としても有名だそうで、ニンニク料理や自家製のお豆腐や漬物をたくさん出してもらいました。
中でも刻んだニンニクの天ぷらは、臭みも少なくニンニクの甘みも感じられる、普段はあまり口にしない、とても美味しい料理でした。
ご両親からは美味しい料理を振舞って頂き、息子か日本へ就職することへの不安点や、聞きたいことなどを色々とお伺いしました。
他の社員もそうでしたが、やはりお父さんは子供を黙って送り出すという一方、お母さんは心配されています。
日本の職場の環境や、体の事など様々な不安がありますが、ありのままを説明させてもらい、毎回最後には社長の私が直接実家まで伺い、説明をする事に信用と安心を持って頂いています。
ひいては私も非常に責任を改めて重く感じますし、必ず一人前に育てる環境と会社作りを改めて決意しました。
お母様からは優しさが溢れているような、和やかな方でしたし、お父様は笑顔の中にも男らしい厳しさを持たれているような、大きな方でした。
やはり、この親にしてこの子あり。という感じです。
そして最後に記念撮影。
日本で成長して、里帰りした際には大人になったとご両親に言って頂けるように、私も彼を育てていきたいと思います。
さぁ、明日はソサンを観光して、ソウルに戻ります。
地方都市を観光して回ることは、その国の本当の文化に触れるようで私も毎回楽しみです⭐️