女性の社会進出とパワーをもらった話 | 40代でFIREした女性の日々の生活

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FIREライフに突入した40代女性。めでたしめでたしのその先をリアルに綴ります。FIRE後の投資と旅行記・読書記録がメイン
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東大の女性比率が20%を割ったそうです。そもそも志願者内での比率も22%しかないみたい。調べて見たら、京大は東大と同水準、医学部は40%ほどのよう。

 

 

なぜなんだろうね?

中(高?)学生の頃、制服を着て電車に乗っていたら見知らぬおばあさんにいきなり「女の子は高校出ていればいいのよ」って言われたり、はたまたうちの母親は、私が大学進学した後、周囲から「お兄ちゃんは男の子だからともかく真顔ふくちゃん(女の子)まで東京に行かせなくても地元にいさせれば良かったのに」と言われたと聞きました。通っていた中高も私立&進学校でしたが、「親が関西の大学じゃないとダメって言っている」と東京の大学受験を諦める同級生達が結構いて、意識高いはずの家庭でもそうだから、周りの意識が本人の受験進学に大きく影響を与えているんだろうなと思います。

 

逆に、親が医者の家の子って、国公立医学部最優先で、エリア縛りなく、受験&進学していたなぁ。

 

この状況って今もあてはまるのかな?キョロキョロ

 

 

その話をなぜ思い出したかと言えば、先日行った『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展。メインはもちろんタイトルのこの2作品ですが、他の代表作の紹介もありました。はいからさんが通るの紹介文に「自分の人生は自分で選びとる」という姿勢が1970年代の抑圧された女性のロールモデルとして支持されたとありました。

 

そうそう!はいからさんが通るの名言の一つ、「わたしたちは殿方にえらばれるのではなくわたしたちが殿方をえらぶのです そのための勉強ならいくらでもいたします」いや、もうこれよ!と。この気概が大事なのよ!と。この前半部分(意識)だけをとりあげる人が多いけど、後半部分(努力)とセットでこそ完成する気がするんですよね。前半だけだと、ただのヤバイ婚活女子ですからねアセアセアセアセ

 

大和和紀先生だと、はいからさんが通るとヨコハマ物語が特に好きですが、どちらも今よりはるかに厳しい時代に、自分の道を切り開いていく主人公の姿が描かれていて、本当に勇気をもらいました。

 

 

本展、来場者の年齢層が高かったのですが、(私より+15~20歳位?リアルタイムの読者層なのかと)立派なおばちゃんの私よりさらに上の年代層が刺さった=女性の社会進出がまだまだだった、から私の時代を経て今の年代でも、まだまだな日本って恐ろしい国だなって。で、大正モガのはいからさん達に励まされているわけですからね。久しぶりにこうした話も思い出し、私もまたパワーをもらいました。最高です。

 

おまけ:なぜかだんなちゃんが大好きなアラベスク。展覧会は平日昼間だったこともあり来場者は100%女性。男性も読めば面白さが分かるのに?とも思う。男性だからとか女性だからとか関係なくね。

 

 

実家にあるんだけど、また読みたい(あさきゆめみし、日出処の天子、アラベスクは手元にあります照れどや顔)

 

 

 

 

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