今回初めて訪れた+楽しみにしていたのがフィレンツェ国立考古学博物館です。1966年のアルノ川の氾濫で大きな被害を被り、50年以上経った今もコレクションのメンテ中。とはいえ、私もリタイアしてこれからずっとイタリアに通えるかどうかも分からないので、1回行っておこうということで、初訪問となりました。
1階の多くは工事中でしたが、2階はフルオープンに近くてじっくり楽しめました。
こちらの博物館の見どころの一つはエジプトコレクション。トスカーナ大公が、ロゼッタストーンで有名なシャンポリオン率いる発掘隊を送り出したからなんですよね。展示スペースもこっていて見ごたえありました。
エジプトっぽいでしょ?
みんな大好き?ミイラちゃんもごろごろありますが、私の目を引いたのは、サイコロ~
でヒト型の埋葬品といえば?
これしかないよ!
画像お借りしております
オタ話はおいておいてもう一つ見ごたえあるのが、エトルリアコレクション。世界遺産にも指定されているタルクィニアで発見されたという↓の、アマゾネスの石棺は、彩色がかなり綺麗に残っている。しかもあまり他でみたことないピンク(紫に近いのかな本当は)
美しい~。
メディチ家のジュエリーコレクション。
個人的に一番心に残ったのが↓マルクスアウレリウスと小ファウスティナ。政略結婚でありつつ仲が良かったことで知られている夫婦で、そうすると後世にもこうして夫婦像として残るんだなって。
一人で(まぁ一人の肖像カメオがコレクションの中でも大半だけど)しかもどことなく不機嫌そうな小アグリッピーナとはすごい違いだなと。
ウフィッツィ美術館のチケットがあると、5日間無料で入れますよ。私はこちらがメインだったので、入場料払いましたが、この後結局ウフィッツィもいったので、ちょっともったいなかったです。