九州に上陸の予報ピューピューと雨風の状態。
昨日は小屋の屋根の補強、住まいの瓦の飛来を
防ぐコーキングでの接着等台風対策を済ませた。
現場の養生は請け負い業者が済ませてくれた。
大きな災害にならぬ様願う気持ちだ。
数えきれないほど台風に見舞われた。
心に焼きつ付いた台風がある。6歳のとき
昭和26年10月(調べてみた)ルース台風、
おばあさんに連れられ近くの頑丈な石倉へ
明るい内に避難した当時は懐中電灯は無く
ローソクの明かりが頼りだった。
倉にはうすら覚えだが10人程がいたと想う。
姉と二人防空ズキンをかぶり、おばあさんはザブ
トン頭にのせ避難した事を想いだす。
倉の中でローソクの光で1晩すごした。
大変こわかった。
消防団のおじさんが時々様子を見に来てくれた。
外の様子をおばあさん達と話をしている。
大変な事に成っている事を子供ながら悟った。
台風が過ぎ外に出ると道路は屋根瓦が落ち
道路わきの木々が倒れ大変な状態だった。
海岸に出ると高潮でたくさんの家が流され皆
呆然としていた。
我が家の網小屋は波うちぎわに無残な姿で網や
ロープは壊れた堤防に巻き付き父母は回収作業
に必死だった時の光景が目に浮かぶ。
その後の復旧工事が始まる。
割り当てられた日程、父母毎日の様に復旧作業
に参加していた。
当時の様な想いに成らない事を願う今日である。
平成29年8月5日