手前味噌かもしれませんが、


公演中に未曾有の天災、原発事故を体験した本公演。


再度の休演。


公演続行についての是非。


被災に合われた方達のご苦労を知っての心の痛み。



紆余曲折ありましたが。

昨日、千秋楽を向かえました。


手前味噌かもしれませんが、15日再開以降、役者・スタッフもそれぞれに今、自分たちの出来ることは、お芝居をご覧いただいて、そのあいだだけでも、心にホンワカを感じていただくこと!!

と、感じて、より一層、団結して緊迫の舞台が勤められたようにおもいます。


昨日の千秋楽。

皆、特に気合いが入っていて、菊五郎兄さまなどは、鬼気迫るものがあり、相手役・皐月を勤めていて、縁切りの場面では涙がでました。


普段、冷静な梅玉兄さんも六代目歌右衛門追善狂言と銘うった「吉原雀」の幕切れでは、重責を果たされた、なんとも言えぬ、ホッとした顔をなさったのが印象的でした。



本当に皆様、激励、励まし、また叱咤のご意見ありがとうございました。

皆様のおかげさまと改めて感謝いたしております次第でございます。