ブログネタ:漢字一文字のTシャツを着るとしたら?
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従兄弟が料理指導で欧州のあるホテルに数年間滞在したときのことです。
英語も伊語も仏語もほとんど話せないのに単身ホテルへ派遣された従兄弟の日々は
それはそれは大変なものであったようです。
通訳がつくわけではないので2メートル近い大きなシェフ相手に身振り手振りで技術指導、
この時代にあっても実はまだまだ人種差別は残っており、会話は理解できなくても日本人蔑視の
単語は悲しいかな理解できてしまいずいぶん悔しい思いをしたそうです。
美容院へ行けばうまく伝えられないために”トラ刈り”にされ笑われ、
街を歩けば露地へ連れ込まれ
銃(怖い)で脅され財布ごと取られたり、
はたまた日本から叔母が送った宅急便は一度だって封を切っていない状態で
届くことはなかったそうです。
(当然、金目のものは抜き取られてます)
そんなこんなで2年が過ぎ、気付けば従兄弟は英語と伊語は苦もなく話せるようになっておりました。
(やはりね、言葉をマスターするには現地で生活することだね。)
帰国が近づいたある日、シェフたちが記念に漢字を書いてくれと日本で言うところの”色紙”のような
ものを持ってやってきたそうです。
普通なら「愛」「武」「義」「幸」とか書くところでしょうが、いじめられて悔しい思いもしたし、何より
大阪のニンゲンですから笑いをとるべく茶目っ気たっぷりに書いた一文字漢字は・・・
「馬」「鹿」「玉」「金」「手」「足」などなど、普通こういう漢字は色紙には書かないでしょう~って
ものばかり・・・。
さて、いよいよ帰国するという日、空港に何人かのシェフたちが現れました。
そろってTシャツを着ていたそうでございますが、その胸には、、、、
「馬」「鹿」「手」「足」などの一文字が大きくプリントされており、彼らは誇らしげに
胸を張ったそうでございます・・・嗚呼・・・
しかも、従兄弟の書いた汚い字面そのままで(゚_゚i)。
(写真でも字でも、そのままプリントできるんだそうですね)
従兄弟は笑いを堪えるのに必死、なんとかみなに別れを告げ機中の人に、、、しかし
このようなおふざけが”日伊友好問題”に発展してはまずいと思いなおし、帰国してすぐに、
阪神タイガースのTシャツを大量に送ったそうざんす・・・