仙台柔術日記/指持ち都市伝説 | 仙台柔術

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20年以上の歴史を持つ仙台初のブラジリアン柔術アカデミー「草柔会仙台」のブログです。
「草柔会仙台」は国際連盟IBJJF公認のアカデミーで黒帯インストラクターが指導致します。


こんにちは!
もうすぐ東北オープンですね。
追い込み練習や体重調整など選手の皆さんは大変かと思いますが、もう少しの辛抱、頑張りましょう!

さて、日曜日の東仙台熊谷道場クラス、試合直前の練習かつ今回がデビュー戦の方もいらっしゃったので、少しルールについてお話しさせて頂きました。

自分の中でのネーミングですが(笑)「指持ち都市伝説」というものがあります。

それは何かと申しますと、よく会員さんにルール、特に反則行為についての質問で「指は何本まで持っていいんですか?」「指は何本以下を持つと反則ですか?」と聞かれる事があります。

この「指は何本まで」というのが自分の中で都市伝説と化しているのです。

草柔会が普段から練習で採用している国際連盟のルール(ブック)には「指は何本まで」とは書いていませんし、私も一回も「指は何本まで」と道場で話した事はありません。

なのに、何故か、どこから流布されたのか分かりませんが、「指は何本まで」と質問されるのです。

中には「指は持ってはいけない」と言う方もいます。

国際連盟のルールブックには

「指導的反則」というものがあり、その中でも「非常に重大な反則」と分類される行為があり、この行為を行うとペナルティーとして「(反則時点で)試合からの即決失格」が告げられます。

その非常に重大な反則とみなされる技(いちおう禁止技となっています)の一つに「指を後方(反対側)に曲げる行為」というものがあるので、それ(指を後方に曲げる行為)をやってはいけない、というのがルールです。

「指は何本まで」という都市伝説。

どこからやってきたのでしょうか…。