真田丸とは、大坂冬の陣で真田幸村(信繁)が、作った砦で、現在の天王寺区にあった。
古図によると武田の城郭技術である『丸馬出し』そのものと思われるが、和睦により破却されたため、詳細は謎のままだ。
しかし、ここ1 、2年の間に、。真田丸本体にスポットを当てた、新たな考古学的あるいは地理学的研究成果が、いくつか発表されている。これも大河ドラマの効果かな? と嬉しく思う。
一方、ドラマのほうは、信繁役の堺雅人を始め、豪華キャストである。
中でも朝ドラの『徹の大泉さん』の真田信幸と、『かの屋の親父、近藤さん』の本多正信は、大変楽しみだ。
また配役を見ると2人のヒロインが、側室と言うのも、NHK大河ドラマでは例がないかもしれない。
正室の大谷吉継娘(竹林院、大坂で戦死した息子、大助の母親)は登場しないのか?大谷吉継も登場しない?(キャストのリストにない)
幸村の妻3名が、出てくると言うのはイメージ的には、良いとは思わないが、
史実(関ヶ原合戦の頃の真田家文書にも残る)から言うと大谷吉継は外せないのではないか?
まぁ細かい事は気にせず、
大河ドラマ誘致の署名を方々で、何度もした私としては、どんな形であれ楽しみたいと思う。
登場人物関係図と配役。
幸村の正室と息子(大助)の名前がない。
12月19日、これらの本を買って読んだ。
特に左下の真田戦記(1,500円)はおすすめ。史実に即し、内容を密度が濃い。
大坂城における真田丸の場所
古図における真田丸。
古図は、攻め手側の各藩により、作られ、いくつか現存している。各隊から見えるものは、場所により差があるため、図も差ができる。
浅野家文書『諸国古城之図』を基に最近の調査より作図。(千田嘉博氏監修)
前図の断面図
坂井尚登氏(地理院専門職)作図。
浅野家文書『諸国古城之図』を現在の地形の標高差と塁線の段差を考慮・測定し、現在の地図にプロットしたもの。
私も、8月に5日間滞在し、この辺を探索したが、真田山公園周辺は、起伏の多い地形であった。
前図のイメージ図。








