はやいものでもう1年
311東日本大震災で被災された皆様方には
謹んで哀悼の意を表します
私は311直後に原発事故を懸念し
福島から北海道に家族3人で移住しました
国の指示によらない避難といわれる、自主避難です
あの時から
一変した生活
家も仕事も友だちも失い、希望も失いました
そんなか
たしか5月頃だったと思います
福島原発事故の放射能の影響で
福島の子どもたちを大変心配しました
国が何らかの措置をとるはずだと思っていたし
そう信じていました
子どもの被曝基準量20ミリシーベルにしたというニュースをきき
私はパソコンの前で泣きました
その頃私の家族は生活も安定せず
ハローワークに行っても仕事がなく
早急に自分たちの生活の基盤をつくらなければと焦る毎日でした
ローンの銀行からの電話が毎日鳴り
「どうして戻って来て仕事しないんですか?」
親から毎日電話が来て
「帰ってくれば普通に今まで通りに生活できるのになんでわざわざ
生活に困るようなことをするんだ」
テレビもカーテンも無い部屋で
精神的に追いつめられ、ただテーブルを眺めていたような気がします
そんな時に
山口たかさんと出会いました
「福島の子どもたちを守る会」をつくりましょう!
正直その頃は
自分のことで精一杯で
会の活動は無理だと思っていましたので
「代表とは名前だけで活動はできません」
と、山口さんに言ったような気がしますが
会の活動をしていくうちに
私自身、会の皆さんに支えていただき
元気を取り戻せたと思っています
本当にありがとう
そして会の保養に参加された福島のファミリーと
北海道での新しい出会いがあり
大変うれしく思っています
311に「死ぬかもしれない」と思った
「生きててよかった」‥‥から
次第に「生きてるのは辛い」と思いはじめた
でも会の活動で
人と人とのつながりはありがたくあたたかいもので
感動するものだという体験を生まれて初めて体感できたような
気がします
1年経った今
皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです
本当にありがとうございます
3月26日から春の保養が始まります
また再会できる家族そして新しく参加される家族のみなさん
北海道で待ってますよ



札幌市 上田市長さんも応援に来てくださいました
