グリーンピースインターナショナルの活動報告 | 福島の子どもたちを守る会•北海道

福島の子どもたちを守る会•北海道

東日本大震災で被災された方たち、とりわけ福島第一原発の事故に遭遇された子どもたちやそのご家族が放射能の影響から免れ心身の健康を取り戻すことを支援するため活動しています
http://fukushimakids.org/

鈴木かずえ@グリーンピースさんからのメッセージです。

グリーンピース・インターナショナルの事務局と核問題のトップが福島にまいりまして、
子どもの生活圏の放射線調査を行いました。私も同行しました。
ー放射線測定には携帯用ガンマ線スペクトロメーター(Georadis社製RT-30)使用

6週間前にもお邪魔した幼稚園に行きました。(渡利地区)
この幼稚園では、土をはいで、園庭に穴を掘って埋めるという作業をしていました。
土をはいだ場所でも0.5μSvあり、文科省的には「効果あった」という値なんでしょうが、
核問題担当のヤン・ベラニクは「非常に高い値」と。
年間にすると4.38になるので一般公衆限度の数倍、しかも、幼児が遊ぶ場所なので、
「非常に高い」が世界の常識です。
その幼稚園の園長先生は放射線リスクを深く考慮されている方なので、
園庭にビニールシートを張って、そのうえに可動式ブランコを設置されていました。

そして、その幼稚園の菜園とか、はじっことか土をはいでないところは、2-3μSv
雨どいの下などは3-4μSv。

幼稚園の登園ルートを測っていると、通りがかりの方が「どれくらいー」などと
のぞいてきます。「高いです。」と数値を告げると「あー、やっぱりなー」などと
おっしゃったり、「ここもはかってみて」とおっしゃったり。
「畑あんだけど、はかってくれる?」と言われて測ると地表3μSv。
「これ、食べてもいいかね」と聞かれましたが、測ったのはあくまで土の表面で、
野菜自体の危険性はもっと精密に検査しないとわかりません。
ヤンは「少なくともお子さんには食べさせないほうがよいです」とだけ
言っていました。

幼稚園にほど近い公園でも、はき寄せられた土の山など高いところは20から30μSvありました。

今回の訪問の結論。(第一回の調査から言ってますが)
30キロ圏外もデータに基づいて避難地域の設定を!
そして、とくに妊婦さん、子どもは一刻も早く避難を!


ユーストの会見の映像あります。そのままなので1時間ものです。
Ustream archive
http://www.ustream.tv/recorded/15259655

現地訪問のビデオクリップ 2分少しです。中手さん、おかあさん、グリーンピース事務局長。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/library/video/fukushima4/



鈴木 かずえ
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
核・エネルギー担当
Kazue Suzuki Nuclear/Energy campaigner
Greenpeace Japan
Tel:+81-3-5338-9800
Fax:+81-3-5338-9817
Mobile:+81- 80-3017-0046
Email: kazue.suzuki@greenepace.org
http://www.greenpeace.org/japan
Twitter: gpjTweet
グ リーンピースは、280万人の個人会員にささえられて世界40カ国で活動する国際環境NGOで す。サポーターを募集しております。

鈴木 かずえ
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
核・エネルギー担当
Kazue Suzuki Nuclear/Energy campaigner
Greenpeace Japan
Tel:+81-3-5338-9800
Fax:+81-3-5338-9817
Mobile:+81- 80-3017-0046
Email: kazue.suzuki@greenepace.org
http://www.greenpeace.org/japan
Twitter: gpjTweet
グ リーンピースは、280万人の個人会員にささえられて世界40カ国で活動する国際環境NGOで す。サポーターを募集しております。