下は、市で初めて借りた畑の全景です。
この畑、どうなんだろう。東京の農家から見て、関東の農家から見て、全国の農家から見て、果ては海外の農家から見て。
私は、国内に同業の仲間達は多くいますが、海外にはいません。作業中、国内の仲間の事を考える時はありますが、海外の事を考える事はありません。
先日、ヨーロッパの農業の様子を知る機会がありました。話を聞いただけですが、たまげました。
農業という仕事は、畑のある土地に自分が根っこを張る仕事です。畑の大小に関わらず、土地から出る発想を持つ事が自然と難しくなります。私は、「海外に目を向ける」事に関しては、感度が悪い方ではないと思っていました。しかし、強めに意識しないと頭から消えてしまうかもしれないと感じました。
と、ニンジンの除草をしながら思いました。